g-22話 基礎鍛錬

2022年8月16日火曜日

②-家庭訪問-

t f B! P L
魔人「あれはまだ勝利の会
になる前の話やねんけどな

ロバートと明達と一緒に
つるみだした頃やったわ」

魔人さんが話をしてくれる

それはまだロバート達が
中学1年生の頃のお話。
瀬戸と村田は小学生の頃だ

まだ公園で太極拳の演舞と
長拳の技の練習をしてた頃

少し休憩している時の話だ

宮根「あ~。疲れたわぁ。
こんなマジメに練習する事
なんて初めてかもしれん」

橋本「そのうち慣れてくる
練習と思わなくなるから」

瀬戸「宮根は根性ないな」

村田「鍛錬ひとつで弱音を
吐いてるなんてねー」

宮根「なめんなよ。お前ら
俺は別に疲れてへんわぁ」

瀬戸「宮根が怒ったぁ~」

村田「カルシウムとれよ」

宮根「お前ら。むかつく」

瀬戸と村田は逃げ出した。

橋本「まぁまぁ。あいつら
はまだ認めてないだけや。
あいつらが普通に話をして
くれるには実力がついて
からになると思うよ」

宮根「はぁ・・・そうか」

その頃・・・俺は・・・

沢田「こうか・・こう?」

瀬戸「違うよ。こうやで」

村田「そっからこうやで」

沢田「そうやるんか・・」

技を覚えるのが楽しかった
基礎鍛錬をこなしていたら
技の精度が上がる事を知り
基礎も必要とわかってきた

瀬戸と村田の2人に教えて
もらう事が多くなってた。

橋本「沢田ぁ。休憩しよ」

沢田「あぁ。そうやなぁ」

みんなで休憩をして話す。
ほとんど会話は武術だった

やっていくことによる悩み
や疑問は全部相談していた

ロバートや瀬戸に村田が
色々と答えてくれていた。

そしてその日はなぜか・・
家庭環境の話になっていた

宮根「そういえばよぉ・・
橋本の親って何してる?」

橋本「うちはリーマンやな
証券会社のサラリーマン」

村田「俺の親もリーマン」

瀬戸「俺の親は電気屋や」

沢田「・・・」

宮根「俺の所は呉服屋や。
あんま儲かってないけど」

瀬戸「沢田の所はぁ?」

沢田「俺か?俺の所は」

俺は言葉がつまってしまう
言いたくなかったから・・

親がヤクザだなんて・・・

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