g-21話 興味本位

2022年8月15日月曜日

②-家庭訪問-

t f B! P L
このお話は41部の1095話
の王将での話の事です。

魔人さんと死神さんに
よる過去の話です。

それではどうぞ・・・

カンとの喧嘩も終わって
俺達は王将へ移動してた

魔人・死神・瀬戸・村田・
龍太と俺・滝・白木の8人
でご飯を食べていた時だ。

滝と白木は緊張しつつも
色々悩みなどを聞いていた

その悩み相談も落ち着いて
少ししたその時だった。

蓮「あのー俺も聞きたい事
があるんですけどいい?」

魔人「なんやねんな?」

蓮「あの・・・魔人さんの
親ってヤクザなんです?」

辺りがシーンとしていた。
少し空気が重たくなった。

死神「そうや。こいつは
ヤクザの息子で次男やねん

長男がさっきおった寛太で
魔人の兄ちゃんやねんや」

死神さんがそう言った。

蓮「あの・・・それって
みんな知ってるんです?」

瀬戸「みんな知ってるで。
つーか最初はずっと隠され
て知らへんかってんけど」

村田「そうそうそやった」

魔人「言えるかいや・・・
ヤクザの息子とか言ったら
さすがにあの頃はお前らも
離れていくと思ってたわ」

蓮「確かに・・・」

ヤクザの息子と言うだけで
付き合いたくないと思う。

怖いし大人を使ってくると
言うイメージがあったから
やっぱりいい気がしない。

今の寛太がそうだったし。

死神「俺は最初っからお前
と離れたいと思ってるで」

魔人「だったら離れていけ
俺もお前はいらんねんや」

瀬戸「ちょっと止めてや」

村田「ロバートおらんから
止める人おらんねんって」

死神「あっ。そうやなぁ」

魔人「今度までお預けや」

なんだかんだ言いながら
やっぱり仲がよかった。

仲が良いというよりも深い
信頼で繋がってる感じだ。

そんな関係にも憧れた。

蓮「ロバートも魔人さんが
ヤクザの息子っていう事は
知っているんですか?」

瀬戸「当然やないか」

魔人「元々ロバートが
興味本位で俺の家に遊びに
来てくれて俺は救われた」

蓮「どういうことです?」

魔人「話すと長くなるぞ。
それでもいいなら話すわ」

俺は静かに頷いた。

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