総長「なんで止まらん?」
相手が止まると普通は
合わせて相手も止まる。
素人同士の場合だったら。
こういう時はそのまま相手
に向かって体当たりをする
ほうが効果的だったので
俺はそのまま体当たりした
総長は俺と当たって少し
後ろに吹き飛んでいた。
総長が体勢を立て直す間に
俺は間合いを詰めていた。
そしてアッパーを打つ。
ゴッ・・・
総長「ぐはっ・・・」
総長はすぐに倒れた。
蓮「おいおい。倒れるのは
まだ早いやろ~?」
そして俺は頭を捕まえて
無理矢理引き起こしてから
顔に膝蹴りを打ち脳天に
肘を落とし込んでいた。
最後に内股で投げた。
背中を強く強打していた。
蓮「立て。待ってやるわ。
お前は強いんやろ?」
俺は煙草に火をつける。
起き上がるのを待っていた
総長「無理っス・・・」
蓮「もう・・・終わりか。
お前は強くなかったわ」
俺はそいつに背を向けた。
総長の元に仲間が近づく。
総長「あれのどこが・・・
弱いねんや・・・くそっ」
そして俺は黙って去った。
蓮「次は闇市か・・・」
俺はジェイドに乗って
闇市の集会所へ向かった。
闇市の集会所へ着くと丁度
集会に出る前の様子だった
幹部が集会で流すルートを
全員に話していた。
幹部「ええかぁ。お前らぁ
零とぶちあたったら殺せよ
次の世代のトップは俺らが
とったろうやないかぁ」
全員「おう~!!」
蓮「盛り上がってるなぁ」
気合が入ってるのがわかる
かなり士気が高かった。
幹部「そんじゃあ出るぞ」
蓮「まぁまぁ。待ってや」
全員が単車に乗り出した前
に俺が通せんぼしていた。
幹部「誰やぁ。コラぁ」
蓮「羅針の野田や。総長に
挨拶に来たんやけどなぁ」
幹部「羅針の野田ぁ?
野田って・・・まさか・・
羅針総長 野田 蓮か?」
蓮「まぁ。そうやねんけど
いちいちおおげさやねん」
なんか言い方が大袈裟だ。
気分が恥ずかしかった。
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