g-15話 次の標的

2022年8月9日火曜日

-高校3年生-

t f B! P L
総長「なんで止まらん?」

相手が止まると普通は
合わせて相手も止まる。

素人同士の場合だったら。

こういう時はそのまま相手
に向かって体当たりをする
ほうが効果的だったので
俺はそのまま体当たりした

総長は俺と当たって少し
後ろに吹き飛んでいた。

総長が体勢を立て直す間に
俺は間合いを詰めていた。

そしてアッパーを打つ。

ゴッ・・・

総長「ぐはっ・・・」

総長はすぐに倒れた。

蓮「おいおい。倒れるのは
まだ早いやろ~?」

そして俺は頭を捕まえて
無理矢理引き起こしてから
顔に膝蹴りを打ち脳天に
肘を落とし込んでいた。

最後に内股で投げた。
背中を強く強打していた。

蓮「立て。待ってやるわ。
お前は強いんやろ?」

俺は煙草に火をつける。
起き上がるのを待っていた

総長「無理っス・・・」

蓮「もう・・・終わりか。
お前は強くなかったわ」

俺はそいつに背を向けた。
総長の元に仲間が近づく。

総長「あれのどこが・・・
弱いねんや・・・くそっ」

そして俺は黙って去った。

蓮「次は闇市か・・・」

俺はジェイドに乗って
闇市の集会所へ向かった。

闇市の集会所へ着くと丁度
集会に出る前の様子だった

幹部が集会で流すルートを
全員に話していた。

幹部「ええかぁ。お前らぁ
零とぶちあたったら殺せよ
次の世代のトップは俺らが
とったろうやないかぁ」

全員「おう~!!」

蓮「盛り上がってるなぁ」

気合が入ってるのがわかる
かなり士気が高かった。

幹部「そんじゃあ出るぞ」

蓮「まぁまぁ。待ってや」

全員が単車に乗り出した前
に俺が通せんぼしていた。

幹部「誰やぁ。コラぁ」

蓮「羅針の野田や。総長に
挨拶に来たんやけどなぁ」

幹部「羅針の野田ぁ?
野田って・・・まさか・・
羅針総長 野田 蓮か?」

蓮「まぁ。そうやねんけど
いちいちおおげさやねん」

なんか言い方が大袈裟だ。
気分が恥ずかしかった。

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