g-13話 次の世代

2022年8月7日日曜日

-高校3年生-

t f B! P L
それから数日が過ぎた。
そして第2土曜日になった

時間は夜11時だった。

俺は特攻服を着て先に零の
集会へ向かっていった。

蓮「お~。多いなぁ~」

零の集会は若い連中が多い
人数だけはやたら多かった

中学の時に俺が入りたいと
思っていた族でもあった。

仲間意識ってのが強くて
かっこよく見えてたから。

まぁ昔の話だけど・・・

俺は集会場に入っていって
ずっと奥へ進んでいった。

そうすると何人かが気づく

??「あん?あいつ誰や?」

蓮「あー。お前。ちょっと
零の総長呼んできてやぁ」

??「誰やぁ?お前はぁ?
ここどこかわかってんか」

蓮「いちいちうるさいなぁ
ちゃんとわかってるって。
ええから早く呼んできて」

??「お前なめてるんか?
お前は誰やってこっちが
聞いてるやないかぁ」

蓮「あーそっかそっか。
悪い悪い。野田や野田」
総長に野田が来たって
言ってくれたらええわ」

??「野田?誰やねんや」

蓮「さっさと呼べって」

??「ちょっと待っとけや」

総長を呼びに行かせた。
そして少ししてやってきた

総長「マジですか・・・?
羅針の野田さんっスかね」

??「えっ?羅針ってあの」

総長と呼びに行ったやつは
俺にかしこまっていた。

蓮「お前が零の総長か?」

総長「はい。そうです」

蓮「なんか闇市とずっと
争ってるって聞いたけど」

総長「はい。そうなんです
野田さんおらんくなったら
次の代はどっちが仕切るか
はっきりしときたいんで」

蓮「俺がおらんくなったら
の話なんか?俺がおっても
仕切りたかったら仕切れば
ええやないか」

総長「そんなん無理ですね
野田さんところの羅針とは
俺達もめたくはないんで」

蓮「なんでなんや?」

総長「神戸連合がバックに
ついているやないですか」

蓮「それでか?」

総長「まぁ。そうですね」

蓮「ふーん。そうなんや。
闇市の総長も一緒かな?」

総長「多分そうでしょう」

こいつらが俺にかかって
こなかったのは俺の後ろに
神戸連合を見ていたからだ

俺に何かあっても神戸連合
が動くわけなんてないのに

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