2~3日は悩んでた。
どうしても合格した事を
告げる勇気がなかった。
蓮「はぁ・・あかんわぁ」
自分には思ったよりも
勇気が無い事を知った。
ほんとだったらロバートに
相談したいところだ。
でももう相談できる相手は
いない・・・
自分で選択しないとダメだ
だから・・・俺は・・・
蓮「言うしか・・ないか」
言うということを決めた。
もうすぐクリスマスだ。
その前には伝えないと
いけないと思ってた。
しかし彼女とは予定が
なかなかあわなくて結局
クリスマスの日になった。
彼女の顔を見ると・・・
すぐには言えなかった。
最後に言おうと思った。
彼女と一緒に過ごしていて
楽しい時間を過ごしていた
そして神戸の夜景を見てた
蓮「あのさ・・・」
恵「うん。何?」
蓮「俺・・・来年の春から
福井の大学に行く事なった
推薦で・・・合格してた」
恵「そうなんや・・・」
少し沈黙が流れた。
恵「・・・おめでとう」
蓮「・・・ありがとう」
それ以上話せなかった。
沈黙が・・・重かった。
恵「ねぇ・・・蓮君」
蓮「・・・うん?」
恵「あたしの事好き?」
蓮「うん・・・好きや」
恵「・・・ほんとに?」
蓮「うん・・・ほんと」
恵「だったらいいよ。
あたし・・・遠距離でも
全然平気やから・・・」
彼女はそう言ってくれた
でも・・・違ってた。
蓮「強がってない?」
恵「・・・えっ?」
蓮「恵ちゃんは本当は
嫌がってるのがわかるよ
2年も一緒にいたから」
遠距離恋愛なんて彼女は
望んでないのがわかった
彼女が辛そうだった・・
だから・・・俺は・・・
蓮「俺達さぁ・・・
別れた方がいいかもね」
別れを切り出した。
しかし・・・彼女は・・
恵「別れたくない・・・
そんなん言わんとってよ。
別れるとか・・・嫌や」
彼女が軽く泣き出した。
俺も辛くなってきていた。
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