蓮「しっかり掴まっとけよ
振り落とされんようにな」
達郎「はい。OKです」
達郎を後ろに乗せて一緒に
集会に乗って出て行った。
達郎「ひゃっほ~。総長の
後ろめっちゃ気持ちいい」
蓮「今日は先頭やからな」
??「総長の後ろいいな~」
俺の後ろに乗る達郎を他の
メンバーが羨ましく見てた
蓮「俺がまだ達郎ぐらいの
頃になぁ。先代の総長が
こうやって後ろに乗せて
くれたりしててんやで。
滝も白木も乗せてもらって
達郎みたいに感動してた」
達郎「なんですかぁ?
よく聞こえないです~」
蓮「別に何でもないわ」
みんなが吹かしながら
走っているのでうるさくて
ろくに話ができなかった。
そのままゆっくりと走って
適当な所で散会した。
蓮「ほれ。達郎」
達郎「あざーっす」
自動販売機でコーヒーを
買って飲んで話をしてた。
達郎「総長って他の人と
違ってあんまり自分の事
話さないっスよね」
蓮「まぁ・・そやなぁ」
達郎「なんでスか?
他の人って武勇伝とか
めっちゃ言いますやん」
蓮「話したくないねん。
それに武勇伝ってほどの
武勇伝は俺に無いねん」
達郎「そうなんスか?
総長は須磨最強だった
四神の斉藤 有也に
タイマンで勝ったって
聞きましたけど?」
蓮「最後の1回だけな。
合計1勝2敗で負けてる
勝ったのは最後の1回で
残り2回は負けてるで」
達郎「神戸連合に認め
られたってのは?」
蓮「それもたまたまや。
俺が別に赤井さんに直接
認められたわけやない」
達郎「ふーん。総長って
そういう所がすごいスね
みんなそういう部分で
総長尊敬してるんスよ」
蓮「俺をか?」
達郎「滝さんから色々と
聞いたりもするんです。
総長は自分の立場とか
そういうのわかってない
わかってないと言うより
そんなに興味持ってない
あまり総長を褒めても
総長は喜ばないぞって」
蓮「ははっ。さすが滝や
よくわかってくれてるわ
羅針は滝と白木がおるから
俺は自由にやれてたかな」
達郎に色々と滝と白木の
必要性を話してあげた。
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