g-4話 興味本位

2022年7月29日金曜日

-高校3年生-

t f B! P L
俺が最初に村田に会った時
は強かったので憧れていた

最初に見たのが力だった。

そして中3で瀬戸にも力を
見せつけられ力を求めた。

村田も瀬戸も不良だと
最初は思っていた。

だって怖くて強かったから

高校に入ってロバートに
会って力以外の力を知った

苦労を伴ってきた仲間も
いて会社も経営している。

力もあって金もあったら
誰だってなりたいと思う。

そこに仲間もいるのだから

蓮「憧れかなりたい人か」

ロバートがいない今・・・
みんな自分で自分の道を
考え学歴も得ようとしてた

ロバートが残した会社を
みんなが意思を引き継いで
行こうとしたのがわかった

俺も・・・大人になったら
仲間になりたいと思った。

なんか羨ましかったから。

蓮「学歴が必要なんかな」

今まで考えた事もなかった
学歴の事も考え出した。

でもまだ先の話だ。
今はまだ考え出した所だ。

まだ楽観的だった。

高3の春の間は彼女と一緒
に過ごす時間を多くとって
村田に深夜に技と理を教え
てもらったりしていた。

そして1学期が終わって
夏休みに入っていった。

どこの族も集会に初めて顔
を出す連中が増えていた。

ほとんどが興味本位だ。
族の集会に出ることが
ファッションか何かの
オシャレだと思っている

なめられたもんだった。

でも高校最後の夏休みだ
あまり固い事は言わずに
俺は俺で幹部と話してた

そして0時になったら
滝の号令で集会に向かう

滝「これから2号線を
流していくからなぁ~
ちゃんとついてこいよ」

全員単車の準備をする。

??「総長。後ろ乗っても
いいですかぁ?」

蓮「おっ?なんや?」

白木「おいおい。達郎。
総長は2ケツせんねん」

??「え~。俺総長の後ろ
がいいんですけどぉ~。
総長最近は月1回しか
来ないから総長の見てる
景色見たいんですよぉ」

白木「あかんねんや」

蓮「ははっ。いいよ。
そう言えば俺達昔にやぁ
稲田総長の後ろに乗って
気持ちよかったやんけ。
先代がしてくれたことは
俺もしてやりたいわ。
俺の後ろに乗れや」

達郎「やったぁ~」

そういってすぐに達郎は
俺の後ろに乗り込んだ。

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