あとがき

2016年5月15日日曜日

-エピローグ-

t f B! P L
ここから先は2010年7月12日に
書いていた頃のあとがきです。


当時のあとがきをそのまま記載します。
-------------

ここまで読んで頂きまして
ありがとうございました。

いやー。長くなりました。

書き始めた頃は1000話
ぐらいで終わるかなぁって
思って書いてたんですけど
気がつけば1266話まで
なってしまってました。

終わった今だから言えます
けどこの話は執筆を始めた
時から結末決まってました

でも・・少し変わりました

書き始めた頃には・・・
本当はロバートが死んで
葬式が終わったところで
終わる予定にしてました。

それ以降の事は書かない。
と言う風に決めてました。

しかし・・・

お話したいのですが・・・
ここから先は言えません。

言えるとしたら3人の少年
が自分達の小説を書きたい
と言う事がありました。

ここまでしか言えません。

さて・・話は変わりますが
この話は書いている途中に
たくさんの方からメールで
感想を頂いたりしました。

賛否両論があったみたいで
色々な感想を頂きました。

なぜか内容にまで触れられ
あーしたらどうですか?と
言う方までいました。

それはさすがにできなくて
お断りさせてもらいました

後書いている途中になって
結末を聞いてくる人もいて
対応に困ったりもしました

今となっては懐かしいです

アクセスが月間5万を
越えたぐらいですかね。

この小説を読んでから色々
と考えが変わったとか・・

この小説で今まで他人の
せいにしてきてたことを
恥じて改めだしたとか・・

嬉しいメールも来てました

メールでは来ないのですが
ブログのコメントでは小説
を否定する人もいました。

でも不思議なんですよね。
否定しても読んでますから

否定するのって簡単です。
やってられへんって言って
何もしないのと一緒です。

そういう人の多くって結局
何も手に入れてないんです

否定することでしか存在が
認められないんですよね。

何もしてきていない自分を
認めたくなくて否定する。

僕も中学時代はそうでした
だからわかりたくなくても
わかってしまうんですよ

タイマンで負けたのに
認められないって・・・
かなりかっこ悪いですよね

だから村田の事を認める事
が出来ませんでした。

だからって認めることが
正解ってわけでもないです

難しいですね。この辺りは
自分軸が大事ですからね。

僕も最初はわからなかった
だから最初に簡単な判断の
基準を教えてもらいました

その人の周りの人を見ろ。
周りの人が自分よりも格上
と思ったらその人を認める

周りが格上でもどうしても
認められない場合は誰にも
何も言わずに自分の心の中
にしまっておけ。

これは確か・・・瀬戸に
教えてもらったと思います

日記に書いてないので
時期はうろ覚えですけど。

メモ帳には控えてました。

そうそう。それで他には
こんな事もありましたね。

小説を書いている最中に
ロバートの事を聞いてくる
人が本当に多かったです。

この質問は困りました。

「今ロバートは何を
してるんですか?」

ずっと黙ってました。
言えなかったですから。

言えば最終部を読む必要
が無くなってきますしね

でも・・・やっぱ辛いです

45部と46部は本当に
書くのが辛かったです。

瀬戸の辛さとインカの辛さ
をどう書けば伝わるのか?

ってずっと思ってました。

僕は両方見ていたので・・
どっちの気持ちもわかるし
どっちも辛かったんですよ

言えない辛さって・・・
わかりますか?

結構耐えれないですよ。
思った以上にきついです

後書きで言う話でもないか
ちょっと暗くなりましたね

最後にストーリー上小説で
書けなかったロバートとの
やりとりをここで載せます

ロバートが退院してから
学校に来て俺がロバートに
付き添って校門まで歩いた
時の部分での話しです。

1240話の時ですね。
治っていると思った時です

あの時ロバートが俺に
ひとつ質問してきたんです

人ってなんで永遠に生きる
事ができないと思う?って

そんなのわかんないから
わからないですって俺は
確か答えてたと思うけど。

ロバートは笑ってひとこと
だけこう言ってくれてた。

生きてる時間を強く愛しく
思うためやで。って・・・

そん時は全然わからなくて
ただ黙って聞いてただけ。

これはけっこう深く考えて
俺なりに理解した事だけど

ロバートは生きたいって
いうメッセージを言ってた
んだと思った・・・

立場的に弱い部分を見せる
事もできなかったし・・・
なんかあったらみんなが
心配してしまうから・・・

瀬戸がインカのみんなに
言えなかったように・・・
ロバートも言えなかった。

みんな卒業する時やし・・
縁起悪い事になってまうし
俺がロバートの立場なら
言えないかなって思う

ロバートは本当に最後まで
立派だったと思った。

高校に入ってからの2年間
は今でも大事に思えるから

言い方を変えると・・・
ロバートがいなくなった後
は一気につまんなくなった

格上の存在っていうのが
身近にいた方がよかった。

新しい世界を見せてくれる
やっぱりそれがよかった。

少し長くなりそうなので
ここで一息ついておくね。

ここまでを書いて色々と
振り返り僕自身も読み返し
最初から読んでみました。

中学の頃って書き方が下手
だったなぁって想います。

でも今あーやってきちんと
簡潔にまとめられるかって
言えばできなくなりました

結局この小説を通して俺が
伝えたかった事ってのは

学校では教えてくれない事

これが伝えたかった。

俺がインカのみんなから
教えてもらったことって
学校で教えてくれなかった
事ばっかりだったから・・

学校では喧嘩になったら
すぐに話し合いになります

あれって正しいんですか?

未成年の時って殴り合って
わかることが多いですよ。

それをどれだけ言っても
大人って押さえつけるだけ

そりゃ話し合いも必要かも
知れない。でも正解って
いえるほどの答えでもない

じゃあどうするべきか?

みんなだったらどうする?
ロバートはこうしてたよ。

一般人とは話し合えばいい
それ以外は殴り合えばいい

つまり答えを使い分ける。
これがロバートの考え方。

もうみんなも分かるかな?
ずっと今まで付き合って
読んでくれてるんやから

これが正しいかどうかって
いうのは自分次第になる。

どう答えを持っていくかで
結果は一気に変わってくる

正解にしないといけない。
それだけの実力と経験を
若いうちにつけておけば
大人になったら強くなる。

10代で負けて20代で戦う。
30代で勝利し40代で楽する

10代で負けていなければ
20代で負けることが多い。

俺は20代で負けてきている
人を結構見てきてるから。

みんなの周りも多くない?
そういう20代の人って。

負けの経験が遅ければ遅い
ほど年をとるときつくなる

怖いことからは逃げない事
いつそれに気づくかだろね

戦って・・・そして勝て。
勝つ為に必要な努力をしろ

学校ではそんなことって
教えてくれませんからね。

さて・・・それでは長く
なってしまったのでここら
へんでもう終わろうと思う

不良の頂点はこれで終わり

なんか少し寂しくなるけど
始まりがあれば終わりが
あるからしょうがない

俺が伝えられるのはこれで
もう終わっちゃった・・・

ここから先は8年後のお話
でまた会う事にしましょう

今まで本当にありがとうね

この小説が読者の皆様にも
必要と思っていただければ
作者として嬉しく思います

それでは失礼致します。

最後まで付き合って頂いて
ありがとうございました。

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