第1266話 最終話

2016年5月13日金曜日

-エピローグ-

t f B! P L
それから・・・月日が経ち
俺達も大人になった・・・

阪神大震災も乗り越えて
神戸の人間は強くなった。

会社も事業を拡大して人員
も増え大きくなっていた。

俺達は・・・成長していた
ちゃんと成長し続けていた

結果をちゃんと出している

蓮「あれからもう13年か」

ロバートが逝ってから13年
月日が経つのは早かった。

俺達も色々と環境が変わり
その変化に対応していた。

時代が変われば人も変わる
そういうのを実感していた

俺は1人でお墓へ行った。
ロバートに挨拶に向かった

いつも通りにお墓を拭いて
綺麗にしてあげた

そして線香を立てて話した

ロバート・・大丈夫やで。
あんたの残した大事な物は
あんたの残した大事な人達
がしっかり守ってくれてる

だから安心していいねんで

もう無理して疲れたやろ?
ゆっくり休んでいいよ。

今なら・・・それが言える

やっと認めてくれるかな?
まだ認められないのかな?

ロバートだったら・・・
なんて言ってくれるだろう

褒めて・・くれるかなぁ?

こんな事言ったらダメかも
知れないけど・・・

俺は・・ロバートともっと
一緒につるみたかったよ。

みんながいてその中心に
ロバートがいて・・・

みんなを輝かせている姿を
もっと一緒に見たかった。

ロバートの将来を・・・
みんな見たかったんやで。

逝くのは・・・早すぎたよ

もう一度・・会いたいなぁ
会えないってわかってても
会いたいって思うねんなぁ

俺もそっちに行った時には
ロバートの知らない未来を
何時間もかけて話したいよ

まだまだ何十年も先やけど
ロバートが見れなかった
未来を話してあげるから。

だから・・・待ってて。

1人で寂しいかも知れない
けどいつかみんな逝くから

その時は昔と同じように
みんなで楽しくつるもうね

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