そして翌日午後0時・・・
お昼丁度の時間に全員に
一斉メールが配信された。
ロバートが逝ったと・・・
村田「うーん。眠いのに
なんや・・・明からやわ」
宮根「うーん。俺もや」
沢田「俺もや。全員か?」
メールを確認した瞬間に
全員が酔いから覚めた。
村田「はぁ?」
宮根「なんでやねん」
沢田「ウソやろ?」
ロバートが退院してから
元気な姿しか見ていない
だから逝ったというのは
誰も信じられなかった。
村田「かっ確認してみる」
村田がロバートの家に
電話をして確認をする。
そして・・・真実が伝わる
本当に死んだという真実。
村田はその場に崩れ落ちた
宮根「おい・・・マジか」
村田「昨日・・・病院から
電話が・・・あってんて」
沢田「昨日?おい。卓・・
ゆっくり話をしてくれや」
村田「ウソや・・・違う。
元気やったやんけ・・・」
村田がロバートの死を
全員に話をした。
葬式と通夜の日程も・・・
全部その場で聞かされた。
それから何日かして・・・
全員通夜に出席して・・・
全員葬式にも出た・・・
死体が火葬されて骨を遺骨
の箱の中に入れていく・・
この時・・・辛くて泣いた
あの・・ロバートがこんな
骨だけになるなんて・・・
初めて現実と直下した。
そして・・・終わった・・
あっけなく葬式は終わった
全てが終わった後に・・・
俺と瀬戸は呼びつけられた
インカのみんなに事情を
聞きたいと言われていた。
葬式の帰りにみんなと一緒
に小さな喫茶店へ入った。
そこで話をする事になった
沢田「卒業式の日に・・・
ロバートは死んだらしいな
その時何があったんや?」
瀬戸「なんにもなかった」
蓮「えっ・・・?」
瀬戸は何も話さない・・・
その意味がわからない・・
俺は反応してしまった。
沢田「野田?お前なんか
知ってるんか?」
蓮「いえ・・・なにも」
瀬戸が言わないのなら
俺も言える訳がなかった