第1247話 懺悔

2016年4月22日金曜日

第46部-願い-

t f B! P L
2号線を海岸沿いに流す。
80kmで走っていた。

いつもは冷たすぎる風が
なんだか心地よかった。

ずっと走っていると・・・
瀬戸の単車を発見した。

蓮「また来てるんか?」

バイクを止めて探した。
発見し瀬戸に近づいてった

ザザーン・・ザァーン・・

波の音だけが響き渡る。

蓮「どうしたんや?最近は
よくここに来てるやんか」

瀬戸「・・・野田か?」

俺は瀬戸の横に黙って座る
黙って瀬戸に付き合ってた

1時間ほどすぎた頃・・・
瀬戸が俺に話しかけてきた

瀬戸「ロバートって・・・
幸せやったんかなぁ・・」

蓮「そりゃ幸せやったやろ
周りにお前らおったし」

瀬戸「あの人はいっつも
自分の事は後回しにしてて
俺達に時間割いてくれてた

自分のやりたい事とかって
なんにも言わなかったし」

蓮「その辺りは知らん」

瀬戸「もしかしたら・・・
無理させてたんかもなぁ」

蓮「・・・」

もう・・何も言えなかった
瀬戸が懺悔していたから

そのまま・・・日が暮れた
2時間もそこで話してた。

瀬戸「そろそろ帰る・・」

蓮「俺も・・・帰るよ」

瀬戸の後ろをついて帰る。
そしてお互い家に帰った。

その日の夜に・・・
卒業式の打ち上げがあって
三宮は卒業生で溢れていた

1次会は各々学校の友達と
過ごし2次会から集まった

宮根「おい。ロバートは?
なんでおらへんねんや?」

沢田「明も来てへんねん」

村田「明から連絡があって
ロバート病み上がりやから
静かにさせたってくれって
明日また連絡するってよ」

宮根「あー。そっか・・・
お前らがガンガンに騒ぐ
から体力ないロバートには
かなりきっついやろうな」

沢田「お前も含む話やぞ」

宮根「うっさい。ボケ」

柴田「また逆ギレかいや」

安部「あはは。バカっ」

峰「じゃあ早く行こうや。
こっからが打ち上げやぞ」

宮根「野田でも呼ぼうや。
あいつ来てもええやろ」

村田「野田も体調が悪い
から遠慮するってよ」

宮根「そうか。つまらん」

峰「はやく行くぞぉ~」

全員夜の街に消えていった

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