柴田「まぁ大学に入ったら
ずっと勉強ばっかやろな。
4年後速攻で独立やから」
蓮「神戸に帰ってきます?
向こうで独立ですか?」
柴田「こっちでの予定や。
みんなと離れるのは4年や
4年経ったらまた再会や」
安部「4年だけの旅立ちや
おーい。コーヒーおかわり
ちょうだいな~」
2人はかっこよかった。
ロバートにかなり無茶な事
言われてたけど期待されて
いたのは2人もわかってた
みんなロバートの思いを
黙って受け取っていた。
そしてそれからも2人と
楽しく話をして1時間が
過ぎていた頃・・・
由紀さんと京子さんが
喫茶店に入って来た。
蓮「お疲れさまです」
由紀「あー。疲れたぁ」
柴田「こっち。こっち」
安部「どうやったん?」
京子「ミックスジュース
それを飲んでから言う」
ミックスジュースを2つ
頼み一気に飲み干した。
お腹の中に子供がいると
こうなるんだと思った。
由紀「けっこう無理して
いたみたいやった。顔に
出さないからわからん」
京子「この4日間・・・
ずっと面会で休んでない
から無理してたみたい」
柴田「そうやったんか」
安部「難しいよなぁ」
由紀「そんで言われた。
3分とか1分じゃなくて
1日に2人ずつみんなと
ゆっくり話したいって」
柴田「まだ無理するん?
そんなんさせられへん」
由紀「流れ作業みたいに
会うから疲れるみたい。
ゆっくり話しができたら
疲れはないと思うって
和也は言ってたよ」
京子「みんなと話あって
決めたらどうなん?」
柴田「うーん・・・
そやな。しゃあないな」
安部「メールしとくわ」
安部さんが一斉にメール
を送った。件名は・・・
ランク8と書かれていた
安部「これでOKや」
蓮「あの・・・どこで
今日は集まるんです?」
柴田「あん?なんでや?
野田は関係ないやんけ」
蓮「やっぱ気になります」
安部「ええやん。来いや。
ただし他言は禁止やぞ?」
蓮「もちろんわかってます
僕は部外者なんですから」
柴田「部外者ってわかって
来るって言うがすごいな」
安部「まぁまぁ。こいつは
それがええとこやねんし」
俺もついていける事になる
今度は公認で参加できる。
かなり気が楽になった。