第1260話 走り屋

2016年5月7日土曜日

-エピローグ-

t f B! P L
高校を卒業してから4年が
立ってみんな成人していた

俺は大学での就職活動で
地元の会社に就職したくて
面接受けて内定をもらった

大学で卒業式が終わって
地元須磨に帰ってきていた

蓮「うーん。懐かしいな」

地元に帰ると暴走族は
少なくなって公道を流す
走り屋が多く増えていた。

蓮「変わったなぁ・・・」

町並みは変わらないけど
不良達の姿が変わっていた

喧嘩が強いよりも・・・
誰が一番速く走れるかだ。

走り屋ブームになっていた

??「ちょっと待ってよ。
ゆっくり歩いてほしいし」

蓮「あぁ。ごめんごめん。
ほら真帆。手をとれって」

真帆「ありがとっ」

彼女に手を差し伸べる。
真帆とは大学同士の交流会
で知り合ったのがきっかけ

元々派手で威張って周りに
リッチでかっこいい感じの
男達をはべらせていた。

女王みたいな女だった。

大学で威張ってるような
連中で武勇伝も語っていた

俺には関係の無いグループ
だったから無視していた。

それがある日・・・
地元のお祭りで真帆の男が
不良グループともめていて
刃物で刺されてやられてた

喧嘩と試合のやり方は違う

武道経験者が相手の場合に
刃物で刺すのは喧嘩の基本

足や腕を刺して使えなく
させると大体戦意が落ちる

周りは卑怯と言うけれど
試合をやるわけじゃない。

相手が何かを持ってると
想定してない奴が悪かった

俺はそう教えられていた。
そして見せてもらっていた

真帆が人気のないほうへ
連れていかれそうになった

犯されそうになってたので
さすがに見逃せなかった。

蓮「ちょっとゴメンよ」

??「なんだぁ?お前は」

蓮「勘弁したってよ。もう
こいつら反省してるって」

??「うるさいぞ。お前」

不良はナイフを出してきた

俺は真帆の彼氏の足に
刺されていたナイフを抜き
刃物を横にして構えた。

蓮「そんな持ち方やったら
刺す事なんてできへんぞ」

??「お前・・・なんだ?」

不良が俺にびびっていた。
俺は殺す気だったので殺気
が表に出すぎていた。

蓮「選べや。置いていくか
ここでやりあうかどうか」

逃げ道は必ず残してあげる
俺はインカのやり方をした

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