それから４年後・・・
お墓の前でお参りしてた。
京子「ほら。手を合わせて
そうそう。それでいいよ」
??「これでいいの？」
京子「うん。よくできた。
じゃあママもお祈りする」
??「ママ・・泣かないで」
ザッ・・ザッ・・ザッ・・
瀬戸「あれ？姉さんか？」
京子「明。久しぶりやん。
どうなん？医者の方は」
瀬戸「ドイツで研修医と
して行く事になったよ。
今日は報告に来たんや」
京子「わざわざアメリカ
から帰ってきたん？」
瀬戸「あはは。やっぱり
ロバートに報告したいし」
瀬戸はお墓にバラを置いた
そして黙って黙祷をした。
瀬戸「よし。帰るかな。
その子がロバートの？」
京子「うん。そうやで」
瀬戸「そっか・・・
この子がそうなんか」
瀬戸は座って頭をなでる。
瀬戸「つよくなれよ」
そしてスッと立った。
京子「もう帰るん？
みんなと会わへんの？」
瀬戸「時間が無いんです。
すぐ飛行機乗らんと」
京子「そっか・・・
じゃあ気をつけてね」
瀬戸「うん。バイバイ」
瀬戸は手を振っていた。
子供も手を振っていた。
京子「かえろっか」
子供と手を繋いで帰る。
??「ねーなにか歌おうよ」
一緒に歌いながら帰ってた
お墓参りも無事に終えた
