宮根「うーん・・・だから
これがこうなるから・・」
会計士「こうなるんです」
宮根「そうなるんですか。
経理って学校で習った事と
全然違いますよねー」
会計士「全然違いますよ」
宮根「あー。しんどいわ」
死神さんは昼間は会社の
経理をやって夜間の大学で
貿易の経営を学んでいた。
ちょっと前まで喧嘩をして
た連中には見えなかった。
みんな個人で頑張っていた
気合と根性で努力していた
勝利こそが全てだから。
負けることを嫌ってたから
こその努力ができていた。
そして・・・
宮根「ただいまぁ~」
京子「お帰り~。最近
疲れ溜まってるやんか」
宮根「頑張らんとなぁ。
こいつの為にもな」
京子「やっぱりさぁ・・
結婚はやめへん・・・?
宮はコブつきのウチなんか
より他の人と一緒に・・」
宮根「そんなん言うなや。
俺をこいつの父親として
育てさせてくれや。それに
京子は不幸せになるような
女やないねん。させへん」
京子「その言葉にさぁ・・
ウチはすがっていいの?」
宮根「あぁ。すがっとけ。
京子は甘えとけばいいよ」
京子「・・・ごめんね」
宮根「おいおい。謝るなよ
由紀ちゃんは沢田にそんな
こと言ってないねんから」
京子「うん・・・ごめん」
宮根「だから謝るなって」
??「ばーーだぁーー」
宮根「あっ・・やられた。
これ・・・ウンチやろ?」
京子「あっ・・ほんまや。
ちょっと変えてくるわ」
宮根「仕返しされたか・・
さすがロバートの子やな。
ママを守ってやがるんか」
みんな色々と成長してた。
子供が親を成長させていた