第1199話 悪の戦い

2016年3月5日土曜日

第44部-遺恨戦争-

t f B! P L
南雲「おいっ・・悪かったな。
うちのもんが・・・」

柴田「どうした?なんで
いちいち謝るねんや?」

南雲「え?でも・・・
俺の仲間がやった事だし」

柴田「戦争してたんやぞ?
謝る理由なんてないやんけ
謝るつもりやったら戦争
なんてできへんやろーが」

安部「そりゃそーや」

南雲「なんで・・・なんで
そんな事言えるんだよ?」

柴田「戦争なんて始まった
時点で正義はないねんや。
どっちも悪の戦いになる。
悪と悪との戦いで謝るのは
不必要なことやからや」

蓮「うーん。難しい・・」

言ってることは分かるけど
本質まではわからなかった

安部「鹿角の言ってるのは
いちいち謝る必要はない。
人に頭を下げるなって事。

全国制覇した総長が謝ると
闇皇帝の士気にも関わる。

お前のプライドを下げるな
そういう事言ってるねん」

南雲「俺の・・プライド」

柴田「まぁ。楽しかったよ
ええ修学旅行になったわ」

安部「後は卒業旅行やな」

橋本「あれ?そうなの?
卒業旅行もやる予定か?」

柴田「当然やん。まさか
ロバート・・・卒業旅行は
するつもりがないとか?」

橋本「うーん・・・」

安部「卒業旅行は海外や。
海外旅行に行っちゃおう」

橋本「ははっ。そうやな」

みんな楽しそうに話してた
もう次の話になっていた。

蓮「南雲・・・あれが俺の
憧れた人達やねんや・・」

南雲「あぁ。わかる・・」

橋本「おーい。野田君。
バイクの運転してってよ。
南雲君もはやくおいで~」

蓮「ボーっとしてたら
勝手に置いてかれるけど」

南雲「それが難点だな」

急いで単車の元へ走った。
そして全員2ケツで走る。

関内の駅まで戻っていく。
そして・・・別れを告げる

橋本「そろそろ戻るかぁ。
みんな旅館で寝てるしな」

柴田「帰りの新幹線で
また騒ぎ出すんちゃう?」

安部「それはもう鉄板や」

南雲「あの・・・今回色々
勉強になった気がするよ。
本当に・・・ありがとう」

橋本「あんま暴れるなよ」

安部「あんま敵を作るな」

鹿角「あんま謝るなよな」

蓮「じゃあ。バイバイ~」

簡単に挨拶をして俺達は
電車に乗って戸塚へ戻る。

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