南雲「そうだったんだな」
蓮「お互い命までかけて
ロシアンルーレットまで
やったから俺はスッキリ
してるねんや。
南雲の立場を壊したいと
までは思ってないねん。
最強のままで引退しろや
そんでお前の背中を追う
者の為に憧れられろ」
橋本「へぇ。一人前やん
ロシアンルーレットに
野田君はまったんやね」
蓮「あれ?どこをどう
とればそうなります?」
南雲「あんたらいいね。
俺にもあんたらみたいな
ツレがおったらなぁ」
蓮「友達とかやないぞ。
俺はこの人に今まで何回
遊びで殺されかけたか」
橋本「野田君弱いから。
自分の身を守る能力が
弱いからダメやねんよ」
蓮「ほら。こうなるし。
いつもいじめられる。
他にも不良高校に乗り
込んだ時にも自分勝手に
暴れて俺の先輩も倒して
手つけられへんかった」
南雲「学校に乗り込んで
戦ったりしてたのか?
すげぇな。あんたらは」
南雲に色々と話をしてた
南雲の話を聞いたり俺の
話を聞いたり・・・
なんか南雲の話はかっこ
いいが俺の話はほとんど
やられてる話だったので
自慢できる話ではない。
橋本「野田君?なんで
そんなへこんでんの?」
蓮「・・・いえ。なんか
俺・・・いい所なくて」
南雲「いや。すごい奴や。
俺はお前を認めてるよ」
橋本「よかったやんか。
あっ忘れてた。そろそろ
俺鹿角のお見舞い行かな」
蓮「忘れてたんですか?」
橋本「鹿角がやられるって
今までそうなかったからな
心配する事なかったしな」
蓮「俺も行きます。じゃあ
南雲今までありがとうな」
南雲「あぁ・・いや・・・
俺も一緒に行って謝るよ」
蓮「あ?やめておけって。
お前は敵やってんからな」
南雲「いや・・・ちゃんと
侘びを入れておきたいんだ
そうしないと後悔しそう」
蓮「・・わかった。来い」
南雲も一緒についてきた。
そして病院へ向かった。
橋本「あれ?ろく?なんや
めっちゃ元気やんけ」
柴田「あぁ。ロバートか。
今回ちょっとかっこ悪い所
を見せてしまって悪いな」
橋本「そんなんええけど。
お前・・大丈夫なんか?」
柴田「しばらく安静に
してたらええみたいやで」
安部「入院拒否しよってん
別に入院するほどの怪我
でもないからってさ」
鹿角さんが無事で安心した
そして南雲が前に出た。