第1195話 一時の開放

2016年3月1日火曜日

第44部-遺恨戦争-

t f B! P L
確率は9分の2になった。

蓮「ふぅ。なんか危険や」

どっちを撃ってもなんか
発砲される気がしてきた。

そして・・・銃をとった。
一度だけならサンドバッグ
に逃げることができる・・

しかし・・・それをすると
後にはもう引けなくなる。

だから・・・逃げない・・

カチッ・・・

蓮「あー。怖かったぁ」

撃った瞬間に一瞬安心する
ほんの一時の開放感だった

そして南雲が銃をとる・・

南雲も額に銃をつきつけて
ずっと自分と戦っていた。

サンドバッグに逃げるのか
それとも自分を撃つのか

そして・・・決断をする。

カチッ・・・

南雲「あー。助かったぁ」

南雲も自分を撃っていた。
そしてロバートの番になる

橋本「これ・・・来るな」

ダアァアン・・・

サンドバッグに向けて撃つ
銃弾が発射されていた。

蓮「すげぇ・・・」

橋本「この拳銃は補充する
もっかい使えるからな。
そんで銃がひとつなったな
残り何回引けるんやろ?」

蓮「残り・・・3回です」

銃が残りひとつになる。
もう3回まわしているので
残りも3回しかなかった。

橋本「そっか。じゃあまだ
その銃は大丈夫やなぁ」

ロバートが弾の準備をする
そしてまた拳銃が2つに
なって用意をされた。

このやり方だと終わらない
誰かが死ぬまで終わらない

そんな秘密が隠されていた
そして俺はリセットされた
銃を撃ってセーフだった。

南雲も同じ銃を撃った。
南雲もセーフだった。

そしてロバートもリセット
された銃をとって撃った。

ロバートもセーフだった。

そして・・最悪の形になる
残り3発の銃が2つになる

蓮「これは・・・ヤバイ」

どっちを選んだとしても
確率が低い事には違いない

いつ出てもおかしくない。
俺は選んで銃をとった。

蓮「あかん・・・怖い」

めちゃくちゃ怖くなった。
死ぬイメージが強くなる。

そして覚悟を決めた・・・

カチッ・・・

蓮「あーあー。よかったぁ
なんとか生き残ったぁ」

弾は不発だった。
俺は逃げずに打ち勝った。

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