第1194話 ルーレット

2016年2月29日月曜日

第44部-遺恨戦争-

t f B! P L
そして10分が立った。
賭けも全員成立した。

橋本「それじゃあやるか。
お互いこの弾をひとつだけ
詰めてくれや」

俺と南雲に銃が渡される。
そしてお互い弾を一つだけ
入れて何回か回した。

橋本「お互い交換してくれ
そんで好きなだけ回せや」

お互いに交換をして回す。
そして机の上においた。

橋本「じゃあやろうか。
先攻・後攻決めてくれや。
ほれ。ジャンケンしろや」

ジャンケンで順番を決める
そして俺が負けて先攻だ。

橋本「じゃあ1発目やな。
お好きなのをどうぞ」

蓮「ふー・・・怖いなぁ」

普通とは違う恐怖がある。
確立は12分の2だった。

銃を持つ手が震える。
もし・・・入っていたら
即死してしまう・・・

即死するイメージしか
浮かんでこなかった。

思い切って引き金を引いた

カチッ・・・

蓮「ふー。生き残ったぁ」

橋本「野田君。セーフやな
じゃあ次は南雲君の番や」

南雲「・・・マジか?」

南雲もかなり悩んでいた。
そして俺が撃ったのとは
違う方の銃をとった。

しかしそこからが長い。
腕がすごく震えていた。

橋本「早く引きなよ」

南雲の死ぬイメージしか
沸いてこなかっただろう

引き金が引けなかった。
そしてやっと決意をする

カチッ・・・

南雲「ふー。助かったぁ
これは・・・あかんわ」

南雲も恐怖にうち勝った

蓮「やるやんけ・・・
さすが全国制覇しただけ
のチームではあるよな」

そして次は俺の番だ。
俺は銃をとろうとした。

橋本「ちょっと待ってや
次は俺の番なんやけど」

蓮「えっ?」

南雲「マジか?」

ロバートが銃をとる。
そしてすぐに頭を撃った

カチッ・・・

橋本「セーフだったか。
じゃあ次は野田君やな」

言葉を失ってしまった。

南雲「なんで・・・
お前も一緒にやるんだ?」

橋本「俺がこれさせといて
自分だけのほほんと見てて
納得できんやろ?ほれ次」

まさか・・・いや・・・
ロバートはこういう人だ。

自分も参加をして背負う。
だから・・尊敬してしまう

そして逃げれなくなった。
ロバート自身も参加をして
いるので何も言えなくなる

南雲もロバートを見て
考え方が変わっただろう。

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