第1193話 ロシアン

2016年2月28日日曜日

第44部-遺恨戦争-

t f B! P L
中はめちゃくちゃ広くて
米軍基地だと実感した。

瀬戸がロバートの言う事を
通訳してずっと話していた

そして地下へ降りていく。
何段も何段も降りていった

そしてある部屋へ通された

蓮「なんや?この部屋?」

そこは何も無い部屋だった
机がひとつ置いてあって
壁の周りがガラス張りだ。

そしてサンドバッグが一つ
だけ吊るされていた。

その部屋はマジックミラー
になっていて外からは中の
様子が確認できる部屋だ。

俺と南雲を残して全員が
部屋から出て行った。

そして5分後・・・
ロバートが入ってきた。

銃を2つ持ってきていた。

橋本「それじゃあルールを
説明するわ。今からやるの
はロシアンルーレットや」

蓮「わかってますけど・・
まさか実弾なんですか?」

橋本「おっ。ええ勘してる
そう。実弾でやるねんや」

カチッ・・・キュッ・・・
ダァーーーン・・・

銃声が鳴り響いた。
ロバートはサンドバッグに
向けて銃を撃っていた。

一気に背中の血が引いた。
死がかなり近づいていた。

橋本「今から2つの拳銃を
使ってロシアンルーレット
をやるんやけどな・・・
この中に1つずつ銃弾を
入れる。そんでどっちでも
いいから一発ずつ交代で
自分の頭に撃ってくねん。
そんでお互い1回だけな。
弾が入ってると思ったら
サンドバッグに向けて
撃ってくれればいいよ。
ちなみにサンドバッグに
撃った場合・・・弾が
入ってなかった場合は次
のターン必ず撃つこと」

結構簡単なルールだった。
しかし気になるのが・・・

蓮「勝ち負けって・・・
どうやって決めます?」

橋本「死ぬか降参するか。
その2つしかないねんや」

普通に言うロバートを見て
めっちゃ怖くなってきた。

橋本「それじゃあ10分後に
開始するから気分を整えて
覚悟を決めておけよな~」

そして・・・かけが始まる
外人たちも降りてきていた

どっちが勝つかにかける。
みんな楽しそうにかけてた

南雲「あんた・・・本気で
こんな事やらせるのか?
死ぬかもしれないんだぞ」

橋本「それが頭の責任や。
それにただのゲームやしな
死なないように頑張れや」

蓮「南雲。もう遅いねんや
この人はいつもこうやねん
お前も早く覚悟を決めろ」

南雲が弱音を吐いていた。
それは聞きたくなかった。

逃げれないことに気づいて
早く覚悟を決めてほしい。

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