第1163話 遊び感覚

2016年1月29日金曜日

第44部-遺恨戦争-

t f B! P L
鹿角「やっと直結できた」

飛燕「さすがバイク屋やな
そんじゃあ行きますかぁ」

蓮「何やってんですか?」

何をやってるかと思ったら
見ていた単車をいじって
直結させてエンジンを
つけていた・・・

鹿角「早く乗れや。野田」

蓮「乗れって・・・」

飛燕「三ケツするねんや。
お前サングラスあるか?」

蓮「いえ・・・無いです」

安部「じゃあ貸してやる」

飛燕さんがサングラスを
俺に貸してくれた。

これをかけて走るらしい。
警察に覚えられないためだ

俺も単車の後ろに乗った。

柴田「よっしゃ。行くぞ」

ヴォン・・・ヴォーン・・

一気にギアを上げていく。

蓮「めっちゃ怖いって~」

安部「大丈夫や。鹿角は
運転めっちゃうまいから」

柴田「あれ?あかん・・」

蓮「うわぁ・・・何?」

単車がウイリーしだした。
体重が後ろにかかってた。

ガシャーン・・・ガガガッ

こけた。

店の駐車場を出る前に
いきなりこけていた。

鹿角「いてて。大丈夫?」

飛燕「俺は大丈夫やけど」

蓮「ハァ・・・ハァ・・・
受身とれててよかったぁ」

一瞬死ぬかと思った。
運転が上手いと聞いて安心
しきらずにいてよかった。

そして柔道で学んだ受身が
活かせた事で助かった。

??「俺の・・・バイクが」

柴田「ごめんな」

蓮「めっちゃ軽いやん」

サイドミラーが割れて
マフラーはへこんで
単車に傷がつきまくった

それをたった一言で・・
シャレにならない人達だ。

飛燕「また足探さないとな
どっかで族車探そうぜ~」

柴田「そうやな~」

こけた事を悪びれない。
なんか可哀想になってきた

この人達はやっぱり怖い。
不良側の人以上だった。

蓮「あの~。単車じゃなく
闇皇帝を探すのが目的じゃ
なかったでしたっけ?」

飛燕「足が無いと困るやん
見つけた所で足がないと
追いかけられへんやろ?」

柴田「バカやな。野田は」

蓮「確かにそうですけど
あれ~?なんでやろ?
俺が間違ってるんかな?」

この2人は遊び感覚だった
真剣に遊んでた感じだけど

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