蓮「後ろに押すだけ?」
橋本「上に押す感覚や。
間合いがとれるやんか」
蓮「殴る技とかってのは
太極拳はないんです?」
橋本「太極拳は基本的に
防御型の武術やからな。
あるって言えばあるけど
打撃は別の武術で求めた
ほうが理に合うやんか」
蓮「それはそうですね」
橋本「もちろん格闘技の
打撃技術も使えばいい。
防御技術は低くてもな。
打撃技術は高いからな」
蓮「それで空手とかの技
も使ってるんですかぁ」
橋本「基本技やけどな。
格闘技は基本技でいい」
蓮「なんか見えてきた」
ロバートの思想が少し
だけ見えた気がした。
ぼやーっとだけど・・・
橋本「それじゃあ戻るか
そろそろみんな起きる頃
やろうしな」
蓮「はい」
旅館へ戻っていった。
旅館へ戻ると全員起きて
片付けをしていた。
燃えるゴミと燃えない
ゴミに分けてやっていた
こういう事はちゃんとする
この姿で人は認めてしまう
大人に嫌われない姿だ。
そこにロバートも入る。
俺も一緒に手伝った。
そして全部片付いた。
橋本「それじゃあ今日は
東京行って遊ぼうぜ~」
3日目は東京を回る。
渋谷や池袋へ行く予定だ
東京は都市が多かった。
色々遊んでみたかった。
柴田「ハチ公ちっちゃ」
安部「めっちゃ小さい」
沢田「もっとでかいって
思ってたんやけどなぁ」
渋谷に行きハチ公前へ。
思ったより小さく驚いた
宮根「この交差点何?」
峰「スクランブル交差点
ってめっちゃすごいな。
あのテレビもなんや?
めっちゃでかいやんけ」
東京には感激してしまう
もう全てが新鮮だった。
そして池袋にも行った。
ビルばっかりですごい。
そして夜には新宿へ行く
クラブに遊びに行った。
蓮「外人ばっかやんか」
クラブでは外人が多くて
日本人はダンスをしてた
ナンパしている人が多く
20代の人が多かった。
俺達は場違いな感じだ。
なんか緊張してしまった