沢田「なんや？早いやん」
宮根「うー。まだ眠いわ」
橋本「休んでもええねんぞ
旅行に来てまで鍛錬をする
必要なんてないねんから」
沢田「そうはいくかいや」
宮根「もう日課やからな」
魔人さんも死神さんも
揃って外へやってきた。
柴田「みんな早いなぁ～」
安部「旅行中ぐらいはさぁ
鍛錬やめたらええのによ」
そして十傑達もやってくる
みんな当たり前のように
自分の鍛錬をやっていた。
これが陰の努力の部分だ。
人には見せない努力の部分
俺はこれを始めて１年だ。
しかしみんなはもう５年は
やっている人ばかりだった
瀬戸や村田は１０年以上。
ロバートに関してはもう
１５年以上にもなる
年季が全く違っていた。
さらにパワーリストと
パワーアンクルをつけてた
全員当然のようにしていた
蓮「まさか・・マジで？」
沢田「どうした？野田？」
蓮「いや・・いつもそんな
リストとアンクルつけて
生活してたんですか？」
沢田「まぁな。もう普通に
慣れて打撃のスピードも
一気に上がったけどな」
蓮「おいおい。あかんよ」
リストはつけているだけで
は実は効果が得られない。
動いて初めて効果が得られ
腕に負荷をかけてくれる。
リストをつけて殴っても
パンチ力が上がる事はない
抵抗力が邪魔をするから。
リストをつけてのパンチは
当然スピードが落ちるし
何度も殴る事ができない。
すぐにバテテしまうから。
それは蹴りでも同じこと。
だけど・・・ずっとつけて
何度も何度もパンチを打ち
蹴りを放っていると慣れる
元々つけていた頃と同じ
ようなスピードに戻る。
そうなった時に外して攻撃
をすると異常な打撃力と
パンチスピードが得られる
それを・・・実行していた
日常生活で基礎体力や柔軟
をやるようにしてたから。
蓮「俺も・・・真似しよ」
みんながしていることは
とにかく真似がしたかった
それが正解なのかどうかは
わからないけどやってた。
ロバートもやってたから。
そして朝の鍛錬も終わって
旅館へ戻って風呂に入って
ディズニーランドへ向かう
みんな子供のようだった。
やたらとはしゃいでいた。
