柴田「つーかよぉ。野田は
なんでついてきたんや?」
中華料理の店に入って
料理を待っていた。
蓮「えっと・・・それは」
柴田「闇皇帝って族か?
確かやられてんやっけ?」
蓮「やられては無いですよ
なんで知ってるんです?」
柴田「ファビオから聞いた
負けに納得してへんって」
蓮「そりゃあやっぱりね~
納得はできないですよ~」
料理を食べながら話をする
鹿角さんに全部話した。
柴田「ふーん。そうなんか
それやと納得できん気持ち
もちょっとはわかるかな」
蓮「ちょっとだけです?」
柴田「現役やないからな。
俺は中2でヤンキーは卒業
してるからわからんねん」
中学2年でロバートと
出会ってヤンキーは卒業
していたのを思い出した。
でも・・・卒業と言っても
性質の悪さは変わってない
どっちかというと進化して
より凶暴で最悪になってた
柴田「そいつは強いんか?
闇皇帝のやつってのは?」
蓮「わかんないです・・・
俺もタイマン張った後で
体力残ってない時ですし」
柴田「ふーん。そうなんか
関東ってよくわからんけど
野田より強いのは多そうや
勝てないのおったら言えよ
俺も遊んでみたいからな」
蓮「絶対言ったりしません
俺は負けませんからね~」
柴田「負けてるやんけ。
お前が勝った所を一回も
見たことないねんけど」
蓮「インカがおかしいです
いつも相突きですやんか。
攻撃を避けてから攻撃して
くれればいいのに・・・」
柴田「避けるより流す方が
攻撃の流れ終わらせるし」
蓮「そりゃそうですけど」
大きく言えば化勁技術だ。
攻撃の軌道を変化させて
敵の技を無効にし反撃に
繋げるテクニックだった。
ジークンドーで使われる
軌道変更の化勁をよく
使われて殴られていた。
あれは・・・きつい。
知らない間に殴られてる。
俺も見て練習をしていた。
半年やっても真似できない
基本化勁を無視しては
できない技術だったから。
かなり難しい技術だった。
柴田「それじゃあ戻るか」
ご飯も食べていい感じに
なったので一度旅館に戻る
旅館に戻ると全員戻ってた
そして旅館で合流してから
それぞれ団体行動をする。