第1133話 グダグダ

2015年12月30日水曜日

第43部-防衛戦争-

t f B! P L
有也「本気か?蓮。」

蓮「あぁ・・・本気や。
俺と有也のタイマンでの
立会人は1人しかおらん」

有也「わかった。じゃあ
俺から話をつけておくわ」

蓮「あぁ。頼んだぞ」

話がついて席を立った。
そして有也を地元まで
送ってから帰った。

別に有也と敵対している
わけじゃあなかった。

どっちが強いかとかにも
興味があるわけでもない

ただ全力で喧嘩がしたい

それができる相手が有也
しかもういなかった。

インカの場合俺が一方的
にやられて終わってしまう

攻撃したらカウンター。
一度殴られると連撃が続く

あれはイジメに過ぎない。
結局有也が一番やりあえる

有也の現役最後の喧嘩だ。
俺もしっかり鍛錬をした。

そして・・・5日後・・・
午後3時に須磨海岸へ行く

ザザァン・・ザザァン・・
海の音が静かに響き渡る。

蓮「う~。寒いわ・・・」

冬の海はかなり寒かった。
潮風がべたついてくる。

そして・・・5分後・・・
有也も海岸へやってきた。

有也「よぉ・・・蓮・・・
場所を変えへんか・・・?
めっちゃ寒いねんけど」

蓮「おおっ。変えようや。
めっちゃ寒いねんってよ」

有也と一緒に移動する。
なんかグダグダだった。

これから喧嘩をするのに。

蓮「あのよ・・・俺から
言っといてなんやけどやぁ
今日寒すぎるから中止に
してしまわへんかな?」

有也「おお。そうしよか。
来週に変更しようやんけ」

蓮「さすが。有也や・・・
う~。めっちゃ寒いって」

潮風に当たり体が冷える。
こんな状態で喧嘩をしても
お互い納得なんてできない

立会人にも連絡をした。
今日は中止となったと・・

中止の理由は言わなかった
かっこ悪すぎたから・・・

来週の喧嘩の決着の場所を
改めて決めた。

地元だと目立つので・・・
野村工業の近くの田長神社
に3時で待ち合わせをした

この5日間はずっと暴走族
を離れていたが滝から連絡
を受けて最近他の所から
乗り込んできてると聞いた

有也とタイマンが終わって
から詳しく話を聞きたい。

今は有也と最後のタイマン
に集中しておきたかった。

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