第1127話 インカの目標

2015年12月24日木曜日

第42部-国家暴力-

t f B! P L
村田「・・・片付いてる」

瀬戸「・・・なんでや?」

橋本「片付けてたからな。
なんか昨日はやたらと
楽しかったみたいやな」

柴田「まぁそれなりにな」

龍太「それよりも・・・
体は大丈夫ですか?」

橋本「節々が痛いけどな。
別に何も支障はないよ」

瀬戸「よかったぁ・・・
めっちゃ心配やったし」

沢田「全部終わったって
ことでええんかな?」

橋本「あぁ。終わった。
ちゃんと終わらせたよ」

ロバートが終戦宣言した。
これで終わりが告げられた

橋本「みんなありがとな。
今回色々迷惑かけたから」

宮根「お礼とかいらんよ」

沢田「俺達は仲間やんけ。
なかなか楽しかったしな」

お礼を言われるために動い
ていたわけではなかった。

ロバートの為に動いていた

橋本「久しぶりに遊ぶか。
男だけで遊びに行こうや」

柴田「おう。行こうぜ~」

瀬戸「久しぶりやなぁ~。
勝利の会の頃思い出すわ」

宮根「ははっ。そうやな。
あの頃男ばっかやもんな」

村田「じゃあ行きましょ」

それから夕方まで遊んでた
カラオケに行って遊んで
ファミレスで話し込んでた

将来のことだったり・・・
進学するかどうかの相談。

これがさっきまでの話しで
この3日間のいきさつや。

蓮「すげぇ・・感動した」

龍太「もう遅いから寝ろや
明日から学校やねんから」

蓮「ひとつ教えてくれや」

龍太「なんや?」

蓮「将来のことって何や?
ロバート達の将来の事?」

龍太「そうや。今年卒業
する者の将来やインカの
2代目の事やったりな」

蓮「将来って考えなくても
経営しているグループ会社
があるやんか?」

龍太「そこに絶対に従事
する必要はないやんか。
みんな各自それぞれな。
やりたい事があるねんや」

蓮「みんな甘えないの?」

龍太「甘えるわけないやん
進学しても今まで通りに
経営はできるんやからな」

蓮「考え方が広いよなぁ。
ロバートはどうするん?
ロバートの将来ってさぁ。
今と同じ社長やないの?」

龍太「いや・・・違うな」

蓮「えっ?違うんか?」

龍太「ロバートは会社を
利用して上に行かせたい。
それがインカの目標であり
俺達の望みでもあるねん」

蓮「さらに上・・・?」

社長の上と言うと会長?
しかし・・・違っていた。

もっと難しいことだった。

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