坂崎「ぐっ・・・これは」
橋本「大問題やろ?」
それは1113話の話しだった
1113話へ
あの時村田と魔人さんは
しっかり録音をしていた。
これがロバートの狙いだ。
警察手帳を返すという事で
話させた言葉を録音させる
村田があの時頭のキレ方が
違うと言ったのはこの事だ
何重も罠を張っていた。
坂崎「証拠はこれだけか?
これだけやと不確定やぞ」
橋本「そりゃそうやろう。
まだまだ証拠はあるよ。
あいつらは警察手帳を
持ってないねんや」
永田「それは本当か?」
桧山「ぐっ・・・つっ・・
あの2人は持ってましたよ
ロッカーに入れてた事を
忘れてたって言ってたし
実際見て確認しましたよ」
安永「どっちが本当や?」
橋本「俺が本当やねんな~
ほれ。あいつらの手帳や」
ロバートは手帳を取り出す
そして坂崎に向けて投げた
橋本「それが本物や」
坂崎「どういうことや?
桧山君。答えてみろ」
桧山「なんで?私はこの目
で確かに見ましたが・・」
橋本「エンブレム見たか?
あっこが明らかに違うぞ」
警察手帳は開くと上側に
写真と階級と氏名が書かれ
下側にPOLICEと書かれて
その下に都道府県の名称が
かかれている。
桧山「・・・わからない」
実際に警察手帳をちゃんと
見る人は少ない。見ても
上の部分だけだったりする
橋本「PORICEと書いてる。
気づかへんかったんか?」
桧山「あっ・・・」
永田「桧山君・・・」
橋本「だいたいおかしいわ
盗まれたって言ってる奴が
実はロッカーにあったって
いうのに不審を抱けよな」
ロバートが詰めていく。
だんだんと追い詰めていく
安永「桧山君の管理責任も
問われることになるぞ」
桧山「すいません・・・」
橋本「桧山だけやないやろ
兵庫県警全員の管理責任や
これがマスコミに流れたら
あんたら終わりやねんで」
永田「流す気なんか?」
橋本「あんたら次第やな」
安永「どうすればいい?」
橋本「警察の内部で山口と
向井を諭旨免職に追い込み
懲戒免職処分で処分しろ。
それであんたらの生活は
しっかりと確保ができる」
警察上層部が困らない提案
をロバートは要求をした。