蓮「どうやったんや?
結局どうなったんや?」
龍太「うっさいなぁ。
もう疲れてるねんや」
龍太は疲れきっていた。
夜に部屋で話をしてくれた
蓮「俺・・・参加できへん
かったから教えてくれや。
ずっと気になってたんや」
龍太「そうやな・・・でも
この話は他人に言うなよ」
龍太から重い注意を受ける
それにどうせ誰かに話した
ところで信じてもらえない
話したいからではなくて
ただ俺が聞きたかった。
インカの采配と本気を・・
龍太「まず1月4日やな」
龍太が話をしてくれた・・
それは俺が魔人さんに
やられた後の事だった。
橋本「遅いぞ。魔人さん」
沢田「悪い。遅れたわ」
橋本「それでは説明する。
まずは警察として間違った
行動をした2人を狙うぞ」
龍太「警察手帳を紛失した
ってことは免職もんです。
上司も責任を取りますので
懲戒処分は免れません」
橋本「警部まで責任がくる
せやけどその警察手帳は
俺がシバいたやつのせいに
なってしまってるねんや。
俺が2つ持ってるのにな。
芋づる式で叩いていくぞ」
巡査2人の上司の巡査長に
責任を持って行きさらに
管理責任の巡査部長にまで
責任を及ぼすということだ
そしてもしこの事件が公に
公表されるとなると県警察
としての責任も出てくる。
そうなると警部補と警部に
まで責任が及んでくる。
兵庫県警の長として警部も
責任をとらないといけない
そこまでをまず最初にやる
龍太「現在あの警察の2人
は謹慎処分を受けてます」
橋本「借金持ちらしいな。
そんでパチンコ好きやわ」
沢田「なるほどな。じゃあ
俺はそこを狙えばええな」
橋本「謹慎処分中の警察が
街中で騒げば終わりやな」
沢田「じゃあ行ってくる」
村田「俺も付き添いする」
橋本「これを持っていけ。
そんで返してやってくれ」
沢田「これ・・・偽造か?
めっちゃよくできてるな」
橋本「あぁ。警察が偽者の
手帳持ってたら問題やろ」
本物そっくりの警察手帳を
シバくついでに返す。
あいつらは・・気づかない
焦った人間ほど気づかない
追い込まれている人間の
深層心理をついていた。