第1108話 付き添い

2015年12月5日土曜日

第42部-国家暴力-

t f B! P L
遂にロバートが動く・・・
それはすなわちインカが
動いてしまうということ。

一緒にいて気づかなかった
がロバートは今までずっと
黙って行動をしてくれてた

自分が動けばインカも動く

だから自分が動かなくても
処理できるような問題は
他の誰かがやっていた。

瀬戸「ご一緒します」

村田「付き添いします」

瀬戸も村田も態度を改める
全員スイッチが入ってた。

ロバートと違いインカ代表
ドクター・ロバートだった

付き添うのは皇帝と帝。

それを見て遊びじゃないと
いうことに俺も気づいた。

そして・・・
経験値が・・・全然違う。

俺の横を黙って通り過ぎる
俺はびびって震えていた。

対峙していないのに・・・
今までたくさん経験もした
恐怖から逃げずに戦った。

だけどびびってしまった。

これが・・・インカ・・・
誰も逆らえない軍団・・・

相手にしたくもないし
もめたくもないと言われて
いたのはこの恐怖だろう。

蓮「くっそおおっ・・・」

少しは瀬戸達にも並んだと
思ってたのに・・・実際は
何も追いついてない・・・
子供扱いされてただけだ。

自分自身にいらついた。
有頂天になってた自分に。

沢田「野田。お前は邪魔や
遊びやないから帰れや」

蓮「いやや・・俺も行く」

沢田「リスクが大きいねん
ガキの遊びやないねんや」

蓮「それでも構わへん」

沢田「お前はいらんねん。
俺達に必要やないねんや。
黙って帰って過ごしてろ」

蓮「でも・・・やっぱり」

沢田「わからんやつやな。
表に出ろ。わからせたる」

魔人さんに服を掴まれて
無理矢理外へひきずられた

そして・・・

沢田「タイマン張ってやる
俺に勝ったらついて来る事
を許可してやるわ」

蓮「魔人さんとタイマン?
そんなん勝てないですよ」

沢田「何を言ってるねん。
警察なら勝てるんか?」

蓮「ぐっ・・・」

魔人さんに勝てないで
警察に勝つという根拠の
無い考えが甘かった。

彼らのしようとしている
事は誰がどうみても
勝ち目のないと思われる
事をしようとしていた。

俺は自分を恥じた。
そして怖いが逃げない。

蓮「やってやるわ・・・
魔人。タイマンじゃあ」

覚悟を決めて喧嘩を売る
勝って俺もついていく。

そう決めた。

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