第1096話 年末大掃除

2015年11月23日月曜日

第42部-国家暴力-

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瀬戸「野田ぁ。そっちも」

蓮「こっちもやるんかい」

カンとの抗争も終わって
数日が過ぎ年末を迎えてた

前日に瀬戸から電話があり
この年末に道場の掃除を
するからお前も来て掃除を
しろということだった。

何人かが集まって朝から
時間をかけて掃除をする。

掃除は夕方までかかった。

蓮「あぁ~。疲れたわぁ」

瀬戸「おう。お疲れさん。
もうすぐ年越しやもんな」

蓮「早いよなぁ。もうや。
来年俺達3年やもんなぁ」

瀬戸「悲しいけどなぁ・・
今の先輩達はみんな卒業や
つまらんくなりそうやわ」

蓮「ロバートも卒業かぁ。
学校生活どうなるんやろ」

俺の感覚は変わっていた。

学校なんて面白いって思う
ことはろくになかった。

でも生徒会に入り瀬戸や
ロバートと同じ様に過ごし
ているうちに大事な場所に
変わっていた。

その大事な場所から・・・
ロバートがいなくなる・・

常識外の人がいなくなる。
そうなったら普通の学校に
なってしまうって思った。

村田「おーい。今日夜から
初詣行こうって連絡入った
行く人は手挙げてくれや」

瀬戸「生田神社か?行く」

突然の初詣の誘いだった。

瀬戸は手を上げていた。
全員手を上げていた。

俺も・・・ちゃっかりと。

瀬戸「お前・・図太いな」

蓮「だって行きたいし」

瀬戸「まぁそれでいいわ。
それぐらいで丁度ええねん
ついてくるかついてこんか
それだけで決まるからな」

蓮「ずっとついていくし。
見て学ぶことも多いしな」

村田「じゃあ夜11時に
三宮で待ち合わせやぞぉ。
全員電車で来るようにって
ロバートからの伝言やで」

蓮「たまには電車もいいね
つーかなんで電車なん?」

瀬戸「正月は朝まで電車が
動いてるからやん。それに
甘酒飲むことなるしなぁ」

蓮「へぇ。そうなんやな。
じゃあ帰って寝よっかな。
11時に三宮行くからぁ」

どうせ朝までオールする。
それがもうわかってた。

少しでも仮眠を取りたい。
一度帰って仮眠をとった。

そして・・・午後11時。
俺は三宮の駅前にいた。

大学生か20歳ぐらいの
団体が多く集まっていた。

みんな年越ししたいだろう

そして瀬戸達を発見した。
俺はインカと合流した。

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