第1095話 不良同士

2015年11月22日日曜日

第41部-族の後盾-

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それから少し話をして
色々聞いていた時に
龍太と村田が一緒に来た

村田はやたら怒ってた。

村田「ファビオさんを
やったんどいつやねん。
お前か?お前かぁ?」

俺達に向けて怒りだす。

龍太「こらこら。違う」

沢田「卓。お店内やぞ」

瀬戸「落ち着けって」

村田「落ち着けるかいや。
守れんかったん初めてや」

龍太「ありがとうな。
でも卓のせいやないから。
それに俺もインカの一員や
こうなることがあっても
別におかしくない事やし」

宮根「さすがファビオや。
それでこそ俺達の仲間や」

沢田「まぁ2人共座れや」

村田も龍太も席に着く。
なんか大人数になった。

そして有也が色々聞く。

魔人さんや死神さんも色々
わかりやすく答えていた。

その話を滝達もしっかりと
真剣に聞いていた。

そして・・・
夕方になり帰ることに・・

滝「今日のお話色々と
ありがとうございました」

沢田「まぁ頑張れや。
不良は不良同士でな」

宮根「どっかで会っても
挨拶とかいらんからな」

そう言って帰っていく。
俺達も家に帰っていく。

龍太と一緒に家に帰った

蓮「まさか魔人さんが
ヤクザの息子やったとは」

龍太「そうやで。なんや?
蓮は知らんかったんか?」

蓮「全然知らんかったわ」

龍太「あんま気にするな。
魔人はどんな事があっても
親の力は使わんし出さん」

蓮「その理由はあるん?」

龍太「ロバートに言われて
約束したらしいねんけどな

親の名前を使って威張るな
使うんやったらインカの
名前を使えばええねんや」

蓮「うわぁ。かっこええ」

龍太「インカの名前も使う
こともないねんけどなぁ。
でもそう言われてヤクザの
息子やなくてインカの魔人
っていう自分の存在を認め
必要としてくれる場所を
大事にしたい言ってたな」

蓮「そりゃそうやろうな。
そんなん言われたらあかん
ロバートに直接やろ?」

龍太「そうや」

インカの名前を使うなと
言っているルールを曲げて
魔人さんにそう言っていた

弱い者ほど使いたい看板。
その使用権をインカの最強
魔人さんだけに許していた

最も使う必要の無い
立場の人に与えていた。

それがロバートの采配だ。
俺には無い考えをもらった

こうして抗争は終わった。
翌日にはロバートも帰って
きて色々旅行の話を聞いた

そして年末を迎える・・・
ここから数日間の間に俺は
インカの恐ろしさと強さ。
本当の実力を知る事になる

第41部-族の後盾- 完

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