第1090話 仲間の仇

2015年11月17日火曜日

第41部-族の後盾-

t f B! P L
瀬戸「お前らが・・・
ファビオさんを殴った奴か」

宮根「とりあえず殺す」

瀬戸と死神がカン以外の
4人をシバキにかかった

有也と滝達は追いついて
その喧嘩を見ていた。

そして俺も追いついた。

蓮「容赦・・ないやん」

謝ってきても許さない。
倒れていても引き起こす

流血して返り血を浴びる
瀬戸と死神さんのその姿

まるで・・・悪魔だった

仲間の仇を取る姿勢が
暴走族と同じ感覚だった

そして・・・

沢田「おい。寛太・・・
好き勝手してるらしいな」

カン「清人に関係ないやろ
お前に迷惑かけてへんし」

沢田「迷惑かけてるやんけ
お前親父の銀行口座から金
引きずりだしてるやろ」

カン「それがどうした?
お前もやってるやろが」

沢田「俺はやってへんわ
小遣い5千円もらって後は
自分で仕事した分だけや。
お前の使ってる金ってのは
お前の金やないやろうが。
さっさと家に戻ってきて
さっさと親父に謝れや。
ええ加減反抗すんなや」

カン「お前にわかるかいや
俺は親父に認めてもらう
までは家に帰らへんねん」

沢田「なんやねん。それ。
お前は次期組長やろうが」

カン「何も知らんねんな。
親父はな。次の代をお前に
したがってるねんや」

沢田「それは知ってる。
でも安心しろや。断った」

カン「断った・・やと?」

沢田「おう。俺は高校卒業
したら堅気で生きるから」

カン「お前が堅気やと?
そんなん親父が許すかぁ」

沢田「許すか許さないって
いう問題やないねんや。
俺はシノギの世界に興味は
まったくないねんからな」

カン「堅気になって・・・
どうするねんや?」

沢田「仲間と一緒に汗水
流して働くつもりや」

カン「なんでなんや?
清人の考えがわからん」

沢田「わからんでええわ。
別に言いたくもないしな」

瀬戸「魔人さーん。こっち
はもう終わったんやけど」

宮根「はやくせえ。アホ」

カン「清人にアホやと?
誰をバカにしてんねんや。
ヤクザってわかってんか」

沢田「こいつらはヤクザが
どうとか関係無いねんや。
俺を普通に扱ってくれる。
卒業してもこいつらと一緒
につるみたいねんや」

魔人さんの考えはロバート
や他の仲間と一緒に頑張り
今の会社を成長させていく
ことを望んでいた。

シノギの親とは縁を切って
堅気になることを選んでた

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ