第1089話 殴った罪

2015年11月16日月曜日

第41部-族の後盾-

t f B! P L
龍太「なんでなんですか?
魔人さんが俺に頭を下げて
もめっちゃ困りますよ」

沢田「それは全て終わった
時に話をする。今は・・・
あいつらを探すのが先や」

宮根「ファビオを殴った罪
は海よりも深いからなぁ」

瀬戸「使い方間違ってると
思うけど今回は同感やわ」

宮根「ファビオ。そいつら
はどっちへ行ったんや?」

龍太「そこを右に曲がって
った。駅の方やないか?」

沢田「いくぞ。お前ら」

インカはすぐ動いてった。

有也「滝。蓮。俺は一緒に
ついていってくるからな」

滝「待て。俺達も行くわ」

有也はインカを追いかけた
滝も白木も追いかけてった

蓮「龍太。ゴメン・・・
俺のせいで殴られて・・」

龍太「お前もボロボロやな
リンチされてたんやろ?」

蓮「仲間に入るの断って
たらずっと殴られたわ」

龍太「そうか。辛かったな
まぁ。俺もインカや・・・
殴られるのは覚悟してた。
今まで何も無かったことの
ほうがおかしかったんや」

龍太は今までインカの連中
にしっかりと守られていた

もし最悪の場合には殴られ
たりする事も考えていた。

しかし・・・俺のせいで
初めて殴られてしまった。

俺の・・・せいで・・・

蓮「じゃあ俺も行くから。
今日は家に帰るからさぁ」

龍太「おう。帰ってこい。
しっかり勝ってこいよ」

俺もすぐに追いかけた。

龍太「蓮も・・・インカと
一緒に行動できるように
なるぐらいになったとはな
あいつも成長したんやな」

インカと一緒の行動が俺を
じっくり成長させてくれた

そして・・・瀬戸達は・・
5人を見つけていた。

切符を買おうとしていた所
を呼び止めていた。

沢田「やっと見つけたわ」

政夫「あ?誰やねんや」

政夫が魔人さんに近づく。

カン「おい。政夫待てや。
そいつには近づくなって」

パンッ・・・ドカッ・・・

直突き気味の左ジャブから
眉間を狙ってつま先で蹴る

政夫の動きが止まり倒れた
死んだかのように・・・

ヒデ「なんや?こいつは」

カン「俺の・・・弟やねん
久しぶりやな。清人」

ヒデ「弟?カン君の?」

カンは魔人さんの兄だった
魔人さんの兄が犯人だった

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ