そして・・・見つける。
滝「うん?あいつら?」
あまり見慣れない5人組
が歩くのを見つけた。
滝は自分の居場所を全員
にメールで伝えてから
そいつらに話しかけた。
滝「おい。お前ら」
政夫「あん?なんや?」
滝「この辺で見ないけど
どこのチームなんや?」
政夫「なんや?お前は」
滝「須磨で族をやらせて
もらってる羅針やけどな
最近やたらと目立ってる
のがおるって聞いて挨拶
しときたいと思ってさ」
政夫「俺達に挨拶か?」
滝「そうなんですけど。
違ったらかっこ悪いし」
滝は時間稼ぎをしていた
そしてさらに色々と聞き
だそうとしていた。
気分を良くした彼らは
どんどんと話をしだす。
滝「強そうですよね」
政夫「まぁな。実際俺達
は年少上がりやからな。
そういえば昨日も1人
生意気なやつおったから
シバイたったけどな」
滝「へぇ。そうですかぁ
どんなやつなんです?」
政夫「頭の悪そうな奴や
お前なかなか見所あるわ
俺らのたまり場来いや。
みんなに紹介したるわ」
滝「はいお願いします」
滝は後ろをついていく。
そしてたまり場に着いた
滝「なんか緊張します。
ちょっと深呼吸してても
いいですか?」
政夫「おう。準備できた
ら言ってくれや」
滝は後ろを向いて深呼吸
すると見せ携帯でメール
を全員に簡単に送ってた
全てが打ち終わってから
中に入っていった。
政夫「おーい。みんなぁ
俺達に挨拶に来たやつが
おるんやけどやぁ~」
カン「おう?誰やねん」
滝「失礼しまーす」
蓮「滝・・?滝の声?」
滝は静かに辺りを見渡す。
そこには5人だけがいた。
カン「お前が俺達に挨拶に
来たやつか。まぁ座れや」
滝「失礼します」
滝は黙って座った。
滝「なんか・・・先輩達に
喧嘩を売ったバカがおって
シバイたって聞きました。
どんなやつなんですか?」
カン「おう。こいつか?」
カンは押入れを開けた。
滝「蓮・・・見つけた」
俺は両手を後ろに縛られて
両足を縛られて目をタオル
で覆いかぶされてて口を
ガムテープでふさがれてた