第1078話 出方次第

2015年11月5日木曜日

第41部-族の後盾-

t f B! P L
滝「どうする気や?蓮」

蓮「最近できた族の事を
知らないと危険かもな」

滝「戦争する気か?」

蓮「こっちから戦争を
仕掛ける気はないねん。
相手の出方次第やな」

滝「じゃあ構えとくか。
どっしり構えようや」

蓮「そんじゃあ流すか。
2号線流していこうや」

「おぉ~~!!」

久しぶりの集会で流す。

もう冬なので寒いけど
根性だけで走っていた。

冬は集会は控えたい。
風が冷たすぎて辛い。

涙まで出てくるから。

その日は特に何も無く
早めに切り上げて帰る

夏の暑さ。冬の寒さに
対しての根性までは
もっていなかった。

そして・・翌日・・・
コンビニのバイトが
終わり携帯を見ると
珍しく瀬戸から電話が
かかってきていた。

蓮「瀬戸?珍しいなぁ」

すぐに瀬戸に掛け直す。

瀬戸「もしもし?」

蓮「あー。瀬戸?
どしたんや?」

瀬戸「ちょっとな。
お前のところの須磨で
ちょっと暴れるかも
しれんけどええか?」

蓮「はぁ?わけわからん」

瀬戸「お前は族やから
知ってるかもしれんけど
バックにヤクザがついてる
暴走族が須磨におるって
いうのは知ってるか?」

蓮「あぁ。聞いてるけど」

瀬戸「じゃあ話は早いな。
そいつには手を出すな」

蓮「意味わからんって」

瀬戸「説明面倒やねんや。
そいつらはバックにヤクザ
がついてるんやないねん。
あぁもう・・・そいつらは
インカが制裁するから。
じゃあ伝えたからな」

プッ・・・ツーツー
一方的に言って切られる。

まったくもって意味が
わからなかった。

蓮「インカが動くって?」

俺の中で何かむかついた。
インカが認めたってこと?

須磨の俺達暴走族に任せず
にいたのがむかついた。

俺達は認められずに・・・
バックにヤクザがついてる
ような暴走族をか?

蓮「なんやねん。それ」

バゴオォオン・・・

近くにあったゴミ箱を
思いっきり蹴って壊した。

瀬戸は俺をなめている・・
ヤクザがどうした?

インカが出なくても俺が
制裁してやると決めた。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ