松木「はははっ。まぁまず
うちの連中に会ってくれや
顔合わせしておきたいし
詳しく説明しときたいわ」
蓮「そうしておきますか」
橋本「原爆ドーム見たい」
瀬戸「明日にしましょう」
瀬戸がロバートを止める。
手馴れた扱いだった。
一度松木の家へ向かった。
荷物を置いてから近くの
ファミレスへ移動した。
橋本「えー。神戸にもある
ファミレスやんかぁ~」
瀬戸「つまらんよなぁー」
蓮「広島だけの店がいい」
松木「お前ら・・うるせぇ
どこでもええやないけ」
橋本「どこでもよくない」
瀬戸「広島来た意味ない」
松木「・・・我慢してくれ
明日は違う所にするから」
瀬戸「約束やぞ。松木」
橋本「広島焼き行くぞ」
蓮「早く入りましょうよ」
なかなか中に入らないので
かなりうっとうしかった。
ファミレスの中へ入ると
松木と同じスカジャンを
背負った連中が座ってた。
??「ちわっす。松木さん」
??「お疲れさまでした」
松木が入ると一斉に
席を立ち挨拶をしてきた。
松木「おう。ただいまぁ。
あれ?源治はおらんのか」
??「副総長は遅れてくる
とのことです」
松木「そうか。わかった」
橋本「元気な連中やなぁ」
瀬戸「無駄に元気やなぁ」
蓮「ファミレスで迷惑や」
??「あっ?なんやワレ?」
松木「おい。やめろや。
その3人は俺の仲間や」
??「こいつらがですか?
そんなに強いんですか?」
松木「強い・・・と思う」
??「強そうには・・・
見えないっスけどねぇ」
橋本「松木。お前教育が
なってないんとちゃうか」
瀬戸「見た目で喧嘩をする
レベルのチームかいや」
??「調子のんなや。ワレ」
ロバートに近づいていく。
その瞬間・・蹴りが飛ぶ。
ゴッ・・・ドサッ・・・
ロバートの上段左廻し蹴り
がしっかり顔に入っていた
蹴りは早くて鮮やかだった
その一撃でそいつは倒れた
橋本「そんな隙だらけで
不用意に近づくなよなぁ」
倒れたそいつを引っ張って
外へ連れ出していった。