橋本「じゃあそういう事で
後はよろしく任せるわ」
なんやかんやで決まった。
行くのはロバートと瀬戸。
そして俺も行く事になった
俺が族の総長だったから。
理由はそれだけだった。
瀬戸「後のことは任せる。
そんじゃあ明日向かうか」
今日は予定をこなしてから
明日の朝出発をする事に。
全員バイクで行く事になる
俺達は先に失礼して去った
宮根「どうしよっかなぁ。
広島焼き食べに行きたい」
沢田「俺も食べに行きたい
明日本場に行こっかなぁ」
柴田「広島焼きツアーか」
安部「じゃあ5人で行くか
たまたまロバートと方向が
同じになってしまうけど」
宮根「しゃあないな~。
じゃあ明日の朝出発や」
5人は行くつもりだった。
修学旅行気分だった。
そして翌日・・・
土曜日だが学校を休んだ。
午前7時に明石へ集合して
広島へ向かう事になった。
瀬戸とロバートはあの
黒のコートを着て来ていた
瀬戸「道案内を頼むわ」
松木「おう。任せてくれ」
蓮「下道で行くんか?」
松木「そうやな。高速やと
色々目立ってしまうわ」
橋本「好きにしてくれや」
ロバートは瀬戸の後ろに
乗って楽そうだった。
瀬戸「じゃあ行きますか」
蓮「おう。さっさといこ」
ヴォンヴォンヴォーーン
俺達は広島へ向かった。
ツーリングみたいだった。
2号線をずっと走っていく
姫路を越えて岡山へ入る。
途中で休憩をしてなぜか
少しだけ観光をしていた。
そのまま2号線を走って
倉敷を越え尾道を通り過ぎ
広島空港も越えていった。
そのまま走って安芸区へ。
ここが松木の地元だった。
松木「よーし。着いたぞ。
ここまでお疲れさんっと」
瀬戸「あー。疲れたわぁ。
もう夕方なってるやんか」
橋本「岡山で観光したんが
あかんかったんかもな」
瀬戸「かもなじゃないです
あれが原因なんですけど」
橋本「楽しそうやったやん
明が一番楽しそうやった」
蓮「確かにそれはあった」
瀬戸「うっさい。ボケ」
あまり緊張感がなかった。
旅行感覚が抜けなかった。