蓮「滝と合流するかな」
話はだいたいわかった。
ここで滝と合流をして
一時的に組みたかった。
電話をするが出ない。
滝と連絡がとれなかった
ひとまず単車で流して
適当に走っていた。
不良の集団を見つけたい
そうしていればパタリロ
と当たると思ったから。
1時間ほど走るが珍しく
不良が1人も出ていない
やたらと静かな日だった
こういう日は何かある。
近々何かがあったりする
何か嫌な気がしていた。
それから翌日・・・
バイトが終わって外へ
出てバイクに乗る時に
1人の男が声をかけてきた
??「あんた・・・野田?」
野田 蓮ですね?」
蓮「そうやけど。誰や?」
見た感じはチョイ悪だった
ラフな服装をしていた。
そいつが後ろを指差した。
俺は後ろを振り向いた。
蓮「なんも・・・ぐおっ」
いきなり腹を蹴ってきた。
不意打ちを受けてしまった
??「よそみしてんなや。
たいしたことないやんけ」
何発も蹴られて殴られる。
しかし俺は倒れなかった。
??「けっこうタフですね。
今日の所はこれで帰るわ」
走って逃げていった。
蓮「待て・・・待てやぁ。
お前・・・パタリロやろ」
??「そうや。俺達の事を
嗅ぎ回ってるらしいやんけ
俺らの敵はぶち殺すねん。
これ以上詮索すんなよな」
蓮「この・・・やろう」
今頃モチベーションが
上がってきた・・・
怒りのやりばが無かった。
すぐに走って追いかけた。
角を曲がるとそこでは単車
が止まっていてそいつは
後ろに乗り込んでいた。
??「じゃあな。野田 蓮」
蓮「おい。待てやぁ」
単車を飛ばして去った。
俺は去っていくのを見てた
蓮「あれがパタリロか・・
かなりふざけてるやんけ」
不意打ちに逃走・・・
かなりやり方が汚かった。
蓮「滝が・・・ヤバイな。
あいつ・・・玉砕覚悟か」
こんなやり方でこられると
まともにいくとやられる。
リンチをうけるだけだった
負けてもいいから戦う?
それでスッキリしたい?
その考えは・・・違う・・
負けていい戦いなんてない
俺はインカに触れていた。
滝はインカに触れていない
滝に勝利に拘る発想は無い