そしてその連中は特攻服を
着るわけでもなかった。
普通に私服で集まってる。
蓮「なんで私服で集会?」
私服で集会をしても気合が
入らないし根性も入らない
何かが大きく違っていた。
不良とは少し違っていた。
その違いが・・・わかった
そいつらはチーマーっぽい
ギャングみたいな感じだ。
自分だけが楽しければいい
邪魔する者はぶち殺すだけ
何か楽しい事を探してる。
気楽に入れて人数が多い。
それがパタリロだった。
蓮「っつーことはやな。
羅針狙いは暇潰しか?」
族を潰すことが暇つぶし。
そんな考え許せなかった。
暇つぶしごときで・・・
潰させるわけにはいかない
だんだん怒りが沸いてきた
滝がいらついてやりすぎて
シバイていたのがわかる。
族をなめることがどれだけ
怖いか教えないといけない
だからやりすぎていた。
しかし・・・それが危険だ
加減ができず殺してしまう
可能性もそこにはあった。
パタリロを潰してさらに
滝を止めないといけない。
考えると難しい役割だった
しかしやらないといけない
蓮「かなり危険やな・・・
戦力分散させていくかな」
話を聞く限りでは人は多い
人数が多い時の戦い方は
戦力分散させるのが基本。
少しづつ戦力を減らしてく
これがよく使われたりする
蓮「いや・・・ちがうな。
まずは敵を知ることやな」
敵を知らずに向かっていく
のはかなり危険なことだ。
戦力の数もだいたい把握
しておかないと戦力分散
もできないし何より怖い
蓮「一度白木に会うか」
白木が知ってると思った
車でひかれたと言ってた
片っ端に電話をかけて
白木の入院場所を調べた
すぐに病院へ向かった。
白木の号室へ行った。
ドアを開けて中に入る。
白木「蓮・・・総長?」
蓮「久しぶりやな。白木」
白木の元へ近寄って座る。
そしてじっくり話をする。
蓮「もめてるらしいやんけ
パタリロって言ったかな?
なにがあったんや?」
白木「あぁ。ちょっとな」
白木が話をしてくれた。
些細な事がきっかけだった