蓮「その辺でやめとけば?
もう詫び入れてるやんか」
滝「蓮・・・?」
蓮「久しぶりやな」
滝が不良を放した。
その間に不良は逃げてった
蓮「なんか飲むか?
ジュースならおごるけど」
ジュースを買って座った。
久しぶりに話をした。
蓮「羅針・・・8代目は
誰になったんや?滝が
そのまま引き継いだ?」
滝「蓮には関係ないやろ。
もう羅針やないねんから」
蓮「まぁ・・・確かにな」
少し沈黙が続いた。
蓮「ちょっと前に聞いたん
やけど・・・あんまり今の
羅針はいい噂聞かへんな」
滝「・・・」
蓮「滝がおって・・・
こうなるのは不思議やわ。
なんか今ピンチなんか?」
滝「蓮・・・」
蓮「んっ?」
滝「もう一度さぁ・・・
羅針に戻ってこんか?」
蓮「それはできへんわ。
引退決めた時の俺の思いは
そんな軽くないねんから」
滝「連は何も悪くないやん
下の者が伸夫に騙されて
勝手な事しただけやんけ。
あれは・・・蓮の責任では
ない。俺の責任やし・・」
蓮「滝のせいやないわ。
滝に全てを任せてしまった
俺の管理責任やったって」
滝「戻る気はないか・・」
蓮「戻れへんよ。今更な」
滝「羅針に蓮は必要やで。
やっぱりそう思うねんや」
蓮「どうしたんや?滝?
何をそんな焦ってるねん」
滝「別に・・・何も・・」
滝は何かを隠していた。
それ以上は聞けなかった
俺には関係が無かったから
滝とはもう少し話をして
明け方に別れた。
そして翌日の夜・・・
街を歩いていると
路地で喧嘩をしていた。
3人が2人をシバいてた
やられてる2人は・・・
羅針の連中だった。
??「コラぁ。族がぁ。
調子乗るんやないぞ。
雑魚の羅針ごときがぁ」
蓮「雑魚の羅針・・?」
連中が俺に気づいた。
??「なに見てんねんや。
見せもんちゃうぞ」
蓮「んー。見過ごしたい
けどそういうわけにも
いかないもんなんです」
俺は黙って近づいていく
3人も俺に近づいてきた。