それからしばらく筋肉痛
野球の後遺症が出ていた
蓮「めっちゃ痛いわぁ。
野球は全身使うもんな」
野球の試合も終わって
もう夏休みに入ってた。
俺はバイトに復帰してた
野球も終わったしバイトを
して終わってから道場に
行って色々練習していた。
道場では色々な人達に
教えてもらっていたりした
防具をつけて殴られてた。
そうして何日か過ぎた。
そんなある日のこと・・・
夜に走るバイクが多かった
不良が単車を吹かしてた。
蓮「どこの族やねんな?
こんな時間から走るって」
走っているのを見ていると
特攻服を着ていなかった。
不良っぽい連中だった。
夏になると多くなる現象。
警察と追いかけっこしたり
原付で2ケツしたりする。
コンビニ前で溜まったり
して集まったりしていた。
よくある事なので無視した
俺が注意する義務はないし
迷惑をかけられてもいない
害が無かった連中だった。
だから何も関係がなかった
それからまた何日か立つ。
道場での練習が終わって
帰りにコンビニへ寄った。
そして外でジュースを
買って飲んでいた。
そのとき・・・
コンビニ前で溜まっていた
連中の話を聞いていた。
??「どうするんやろうな。
どっちの族に入りたい?」
??「俺は四神に入りたいわ
須磨最強の族がええやろ」
??「俺は羅針がええなぁ。
滝さんがかっこええわぁ」
??「羅針はやめとけって。
羅針は個立してるねんで」
??「なんかあったんか?」
??「それはわからんけど
四神も神戸連合も羅針とは
縁をきったって言ってる
って聞いたけどなぁ」
??「えっ?マジかいやぁ。
じゃあ俺も四神がええわ」
俺は黙って聞いていた。
蓮「縁をきったやと?
どういうことなんやろ?
まぁ。俺には関係ないか」
俺は特攻服を返した身だ。
もう何も関係がなかった。
それからまた何日か経った
深夜に外に出ていたときに
駅前で滝を見つけた。
無抵抗な不良と喧嘩してた
何か様子が変だった。
滝「コラぁ。誰が雑魚や。
羅針はどこにも負けんぞ」
??「すんません。勘弁して
下さい。もう言いません」
羅針をバカにしていた
不良をただシバいていた。
ちょっとやりすぎそうで
危ないので助けに入った。