第922話 イメージ

2015年5月31日日曜日

第35部-野球最終編-

t f B! P L
しかし・・・捕られた。
最深部でキャッチされた

打球が伸びなかった。

鳥田「あっぶないわぁ。
深めに守ってなかったら
長打コースやったわぁ」

鳥田は深めに守ってた。
俺がずっと打ってたから
最悪の為に下がっていた

蓮「くっそお・・・」

俺の最後の打席もアウト
これでツーアウトになる

瀬戸「明石球場やったら
ホームランやったよな」

蓮「瀬戸・・・。悪い」

瀬戸「謝るなよ。お前は
謝るような事してへん。
最後に仕事したやんけ」

瀬戸が認めてくれていた
そして瀬戸が打席に入る

フラフラになりながら。
立っているのが精一杯だ

荒木「くそおっ。こんな
状態でも敬遠するんか」

それでも敬遠をした。
瀬戸を敬遠してロバート
も続けて敬遠をした。

森野「今度こそ・・・
ここで打たなあかんわ」

森野はずっとチャンスを
モノにできていなかった

点が入らないのは自分。
自分が打てないからだと
思い込んでいた。

確かにそうだった。

森野はいつもランナーが
溜まった状態だったから

荒木が球を投げてきた。
最初のカウントはボール

続いて第2球を投げる。
森野は大きく空振った。

森野「見えてるのに・・
なんで当たらへんねん」

森野はマイナスイメージ
しか持てていなかった。

瀬戸「おーい。森野ぉ。
これがお前の最後やぞ。
お前は一生打てなかった
っていう思い出作る?」

森野「そんなん嫌です」

瀬戸「だったら打てや」

橋本「はははっ。そんな
結論で森野は打てへんよ
うちの連中やないのに」

瀬戸「そうやねんなぁ」

森野はガッカリされてた
期待を失いそうだった。

森野「打ちます。ここで
打つから見てて下さい」

森野の打ち気が上がる。
2人にガッカリされたく
なかったから宣言した。

荒木「ほう。よう言うた
ここまでまともに打って
ないくせによう言うた」

荒木が球を投げてきた。

森野「わわっ・・・」

森野はバットを振った。
森野はファールを打った

瀬戸「当たってるやんけ
もうここで打っとけよ」

森野は適度な緊張を保ち
バットを振っていた。

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