第919話 バテバテ

2015年5月28日木曜日

第35部-野球最終編-

t f B! P L
続く田口には打たれた。
1番の鳥田にも打たれた

突然の球速の低下だった

瀬戸「ハァ・・・くそっ
ここらへんが限界か」

のがれを使ったとしても
それは瞬間的な効果だ。

今の瀬戸の体力では効果
を持続させるだけの力は
残っていなかった。

荒木「一気にチャンスや
ここで逆転するかなぁ」

ワンアウト1・2塁だ。
ゲッツーがほしい所だ。

瀬戸が振りかぶり投げる

荒木「ただの棒球やん」

荒木がセンター前へ打つ
2塁がホームへ帰った。

1点を返された。
さらに1・3塁になった

真木が打席に入る。
真木はスクイズをした。

瀬戸の足が動いてない。
足がもつれて転んでた。

俺がバントの処理をした

蓮「ホームは無理か・・
じゃあこっちしかない」

3塁ランナーが帰った。
1塁はアウトになった。

2点目も追加された。

蓮「同点か・・・」

スコアボードを見ると
3対3の同点になってた

一気に同点にされた。
一気に点をとりにきてた

タイムをかけマウンドへ
外野も全員集まった。

蓮「瀬戸・・・降りろ。
さすがにもう無理やろ」

瀬戸「まだいける・・・
って言いたいけど無理や
さすがにもうあかんわ」

蓮「お前はよくやったよ
全員お前の背中見てた」

黙って投げ続ける姿を
全員が見ていた。そして
心でずっと応援していた

全員感動させられていた
ずっと投げ続ける姿に。

浅井「青田と交代か?」

蓮「そうやな・・・それ
しかないと思うわ」

橋本「いや。明は出すよ
俺とポジション変更する
だけで交代は無しや」

ロバートがそう言った。
バテバテの瀬戸を変えず
このままで行くとの事だ

蓮「でも限界ですよ」

橋本「投げるほうはな。
受けるほうはできるやろ
なぁ。明?」

瀬戸「・・・余裕ですよ
疲れていませんしね」

瀬戸はバテバテの状態で
ロバートにそういった。

橋本「そうやないと困る。
ミット目掛けて投げるわ」

瀬戸「そうして下さいね。
何も考えなくていいです」

橋本「勝って終わろうや」

瀬戸「ええ勝ちましょう」

瀬戸以外にロバートの球を
受けれる者はいなかった。

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