第892話 兵庫の特権

2015年5月1日金曜日

第34部-野球熱闘編-

t f B! P L
清水「勝ちやがった・・
あの陵広を相手に・・」

浦辺「すげぇな・・・」

本来予選に出るはずの
清水と浦辺が見に来てた

清水「あいつらって・・
あんな強かったっけ?」

浦辺「全員一丸ってか。
くそっ・・・なんでや」

浦辺は嫉妬していた。
瀬戸やロバートのチーム
のまとめ方に嫉妬してた

何でこんなに違うのか。
何で下手くそだった選手
がこんなにやれるのか。

その違いは簡単だ・・・

必要とするかしないのか
見てるか見てないか。
勝ちに拘る姿勢の違い。

それに役割を分担してた

瀬戸は個人を見ていた。
ロバートは全体を見てた

技術は瀬戸が色々と教え
チーム戦術はロバート。

そして勝ちへの姿勢。
勝つ為に練習をしていた

上手くなるためじゃない
勝つために練習をした。

しっかり伝える事で全員
が意識してついてきた。

整地だって一緒にやるし
片付けも一緒にやってた

言葉だけではなかった。
言葉と行動で伝えていた

それが大きな違いだった

清水「なんか羨ましいな
あいつら・・めっちゃ」

浦辺「・・・そうやな。
勝つ為の野球か・・・」

清水と浦辺はふけってた
自分もこのマウンドに
立ちたかった思いがある

2人も後悔していた。

瀬戸「さっ。帰ろうぜ」

ベンチに戻ってさっさと
帰る用意をする。

全員精神的にも疲れて
いたため無言で片付ける

実際余裕なんて無かった

最後まで点を取らせない
ために必死になったから

しかし余裕のふりをする
強いと思わせるために。

さっさと球場を後にする
そしてファミレスへ移動

反省と決勝について話す

橋本「あー。疲れたなぁ
決勝って明日やっけ?」

森野「はい。そうです。
明日1時に甲子園です」

蓮「あん?甲子園?」

森野「はい甲子園です」

全員が俺を変な目で見る
変な発言をしたみたいだ

浅井「兵庫県は会場でも
甲子園も使うねんや」

蓮「え~?マジで?」

橋本「使ってええの?」

ロバートも驚いていた。

少し衝撃的だった。
兵庫県の特権なのか?

予選で甲子園を使えた。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ