第890話 試合の流れ

2015年4月29日水曜日

第34部-野球熱闘編-

t f B! P L
陵広のバッターは2番から
好打順からだった。

松田「緊張するなぁ・・・
こんな場面でピッチャー」

蓮「松田ぁ。相手も緊張
してるから互角やぞ~」

松田は俺に頭を下げる。
そしてセットに入って腕を
しっかり振って投げる。

内角低めに球を投げる。
2番はサードへ強い打球の
ゴロを打ち込んだ。

蓮「任せろや」

打球は早いが前に出て
キャッチをして一塁へ。

審判「アウトォ~」

一つ目のアウトをとった

松田「あざーっす」

蓮「おう。打たせとけ」

次に3番が打席に入る。
かなり打ち気があった。

松田「嫌な感じの打者や
ふぅ・・・どうしよう」

打たれる感覚がしてくる
まぁ点差は5点もある。

最悪でも1点ぐらいだ。
ただ1人を除いて他は
全員がそう思っていた。

橋本「松田ぁ。代わるわ
打たれる気配がするわ。
気持ちで負けてるやろ」

ロバートが出て行った。
タイムをし全員マウンド
に集まっていった。

青田「代わらなくても
ええんやないか?点差も
けっこうあいてるしよ」

結城「1点ぐらいは別に
ええんやないかな?」

橋本「ダメや。相手の心
が折れてないねんからな

希望を断ち切らせへんと
相手は一気に調子づく。

ランナーは出させない」

蓮「交代でええやんけ。
打たれると思ってる投手
より打たせないと思って
る投手が投げるべきや」

松田「そうですね・・・
じゃあお願いします」

松田がボールを渡した。
そしてショートへついた

この時気づいてなかった
瀬戸も見落としていた。

松田は精神的に疲れてた

盗塁やセカンドからの
スクイズで集中しすぎて
もう限界だったから。

橋本「松田ぁ。お疲れ。
後は楽させてやるから
立ってるだけでいいぞ。

今日はお前のプレーで
流れが変わったんや。

お前のとった2点目も
3点目も入れさせん」

そしてロバートは瀬戸
が塁に出て松田が影で
仕事をしていたことも
しっかり見ていた。

試合の流れが変わった
2点目は入れさせない

ロバートは決めていた

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