第881話 初失点

2015年4月20日月曜日

第34部-野球熱闘編-

t f B! P L
続く2回の表に入る。
4番打者との対決だ。
打つ気満々で構えてた

瀬戸「ふー。力比べか
ここ抑えれたらでかいか」

瀬戸が振りかぶって投げる
140km台のストレートだ。

カッキイィン・・・

蓮「えっ?」

その時目を疑った・・・
ボールが高く上がった。

ライトが後ろへ下がる。
そして・・・スタンドへ
運ばれてしまった。

ワアァァァァァ。
外野が一気に盛り上がる

今まで打たせなかった瀬戸
がホームランを打たれた。

俺達は少し動揺した。

瀬戸とロバートは何事も
なかったかのようにその場
に立って話をしていた。

瀬戸「ロバートさぁ。この
1点取り返して下さいね」

橋本「はいはい。わかった
つーか俺に言わなくても
みんながとってくれるよ」

瀬戸「弟子の自責点は師匠
が責任とるもんですよ」

橋本「あれ?野球では俺の
師匠が明なんやけどなぁ」

瀬戸「3ヶ月だけですよ。
今はそんな差がないでしょ
俺はずっと弟子ですから」

橋本「3ヶ月だけかいな。
今も明から学ぶけどなぁ」

瀬戸「学ぶんじゃなくて
盗んでるんでしょ?」

橋本「当然や。基本やし」

瀬戸「恐ろしい人やね。
まぁ1点は頼みますね」

橋本「はいはい。次4番と
当たる時は切り札だせよ」

瀬戸「わかってますよ。
次はしっかり抑えますよ」

楽しそうに話をしていた。

蓮「大丈夫そうやなぁ」

瀬戸は5番を三振にとり
6番にヒットを打たせて
7番をショートゴロにして
ゲッツーをとった。

いつも通りの安定した
ピッチングだった。

ベンチに戻ると俺達は一気
にモチベーションが上がる

今まで助けてもらってた分
攻撃で瀬戸を助けたかった

早く同点にしてやりたい。
そして安心させたかった。

蓮「青田ぁ。塁に出てくれ
とにかく出塁を考えろや」

青田「おう。わかってる」

青田も同じ事を考えていた
しかしなかなか打てない。

サードゴロに打ち取られた

青田「くっそお。悪い」

橋本「まぁ気にするなよ。
相手が上手なだけやから」

ロバートが打席に向かった
いつもとは雰囲気が違った

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ