橋本「練習試合をしてた時
早い段階で負けを認めてる
連中が多くて困ったんや。
俺と明が頑張っただけでは
勝てないって事を知った。
負けてたり逆転されるとな
戦意をすぐ失う連中やから
由紀と京子の持っている
強さが必要になってくる」
瀬戸「第3の強さってのが
必要になってくるんです」
由紀「そういうことねー。
わかった。やったげるわ」
京子「雑用係と思ってたわ
期待に頑張って応えるわ」
瀬戸「お願いしますね」
橋本「それじゃあそろそろ
帰ろうかな。俺・・・もう
眠くなってきたんやけど」
瀬戸「そうですね。じゃあ
俺達はお先に失礼します」
宮根「いいよ。俺も帰る」
沢田「全員で帰ろうや」
全員で一緒に出て行った。
俺達に気づくことなかった
蓮「あー。帰ったんやぁ」
ロバートが帰ったので俺も
もう帰ろうと思った。
俺達も帰ることになって
全員で外に出て別れた。
俺は家に帰ってから外で
最後に素振りをした。
龍太「蓮ー。そろそろ
ご飯の時間やぞー」
蓮「あぁ。わかったぁ」
龍太に呼ばれて帰る。
家に帰ると晩御飯が俺
だけ少し豪華で驚いた。
蓮「なんで俺だけ・・・
ステーキなん?」
母「龍太から聞いてね。
蓮が野球で頑張ってて
明日試合やから蓮だけは
ステーキにしたってって」
蓮「・・・そうなんか」
龍太「黙って戦う者は
周りが言ってやらないと
誰も気づかないもんや。
そんな損な役割をする
必要は無いねんからな。
明日は勝ってこいよ」
蓮「言われなくても勝つ
龍太には悪いけどな」
龍太「俺に悪いって?」
蓮「龍太の学校が相手や
なんか悪い気がするし」
龍太「俺は野球部違う。
だから気にせんでええ。
思いっきりやってこい」
蓮「あぁ。やったるわ。
明日は見に来るんか?」
龍太「明日は予定がある
明日は見に行かないな」
蓮「そうか。わかった」
母「蓮はレギュラー?」
蓮「うん。サードで3番
一応レギュラーやけど」
母「明日応援行こか?」
蓮「来なくていいよ」
母さんが見に来たがった
レギュラーで野球をやる
のが嬉しかったみたいだ