沢田「いつも女と一緒でな
声も掛けれないぐらいや」
村田「その見解おかしいわ
学校が終わった後やんけ」
村田はふてくされていた。
瀬戸「ちゃんとわかってる
卓に近寄ってくるんやろ?
自分からは行ってないと」
沢田「見た感じはそうやな
峰達もそんな感じやから」
橋本「卓。安心しろって。
脚色無しでちゃんと正しく
話を聞いてるからなぁ~」
村田「正しくもないですよ
なんかめっちゃ最低な感じ
に聞こえてきますけど」
宮根「確かに最低かもな。
女遊びがひどく聞こえる」
由紀「女の敵だね。卓は」
京子「モテル男は辛いね」
村田「姉さん達まで・・・
そんなノリやめましょうよ
なんかめっちゃショック」
全員楽しそうに話をしてた
宮根「お前らはいいよなー
俺の周りのインカは俺だけ
やからつまらへんねんな」
橋本「あれあれあれ?
それはちょっと宮根さん。
違うんじゃないですか?」
宮根「つまらへんって・・
なに・・・?なんで?」
橋本「同じ学校にギャルが
いて追いかけられてると」
宮根「ちょっと待ってや。
あれは全然違うねんけど」
必死で否定をしていた。
他の者はいじろうとしてた
村田「そういえば俺達とか
舎弟ってなってたよな?」
瀬戸「あー。そうやなぁ。
前に会った時にそんな感じ
になってたもんなぁ」
橋本「なんで?なんで?」
瀬戸と村田は去年マクドで
宮根さんとギャルと会った
事を詳しく話しした。
橋本「それは俺も言うわ。
宮根さんの舎弟をやらせて
もらってますって言うね」
宮根「なんでやねんな。
そんなんやめてくれや。
めっちゃ困るねんけど」
橋本「とことん困ってや」
宮根「そういうのってな。
イジメっていうねんで」
由紀「あはは」
なんだかんだで楽しそうだ
いじっていじられていた。
沢田「まぁ明日試合やろ?
ファビオの学校と対戦か」
橋本「あぁ。そうやなぁ。
さっきファビオに電話して
俺達が勝つって宣言した」
宮根「なんて言ってた?」
橋本「お好きにどうぞ。
俺野球部に興味無いって」
宮根「ファビオらしいな」
瀬戸「ファビオさん絡むと
勝ち方難しいですもんね。
勝率全然変わりますから」
ファビオとは龍太のこと。
龍太は勝ち方を知っている
その龍太がからんでくると
戦略の騙しあいになって
難しくなるってことだった