第840話 怖い球

2015年3月10日火曜日

第32部-野球合戦編-

t f B! P L
ビュッ・・・ガシャーン。

橋本「そうそうその感じ」

瀬戸「なるほどねぇ・・・
ふぅーさすがロバートや」

瀬戸は何かをやっていた。
秘密の練習なんだろうか。

蓮「おーい。瀬戸ぉ」

瀬戸「あー。野田か。
ちょうどいい所にきた。
お前今から打席に入れ」

蓮「えっ?なんかやだ」

瀬戸「見て欲しいねんや
どう変わってるんかを。
打つ気で打席に入れや」

蓮「よくわかんねぇなぁ
まぁいいや。わかった」

俺は打席に入った。
松田がキャッチャーに
入ろうとするが瀬戸が
危険なのでキャッチャー
は無しでいいと言った。

俺はメットをつけ構えた
これも一打席勝負だから

瀬戸が振りかぶり投げる

パキイィーン・・・

流し打ちで文句のない
ヒット性の打球が飛んだ

橋本「おーヒットやな」

3ヶ月の間ずっと瀬戸の
ストレートを見てきてる

瀬戸がカーブや変化球を
まぜてきたら打てないが
直球が来るとわかるから
さすがに的は絞りやすい

蓮「別に何も変わらへん
ずっと見てきた球やぞ」

瀬戸「今のは普通やしな
それじゃあ次がそうや」

瀬戸の雰囲気が変わった
雰囲気が変わったままで
振りかぶって投げてきた

蓮「なっ・・・あかん」

バットを振れなかった。
球はど真ん中だったのに

瀬戸「おーい。どうや?」

蓮「スピードが上がってる
それよりも・・怖かった」

瀬戸「怖かったんか?
んー。ならできてるかな。
ロバートの球とくらべて
どっちの方が怖い?」

蓮「それはロバートや・・
単純な球の怖さだけならな

でも・・・変化球入ったら
瀬戸のピッチングのほうが
打てないから嫌やな・・」

瀬戸「そうか。わかった。
明日は試合や。勝とうな」

瀬戸はマウンドに戻って
ロバートと少し話をして
先に帰っていった。

外ではインカの連中が
ロバート達を迎えにきてた

そして一緒にどっかいった

俺と松田は少し練習をした
少しすると試合を見ていた
連中も練習をしに来てた。

いてもたってもいられない

負けたら終わりの緊張感が
誰も言わなくてもしていた

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