第833話 三球三振

2015年3月2日月曜日

第32部-野球合戦編-

t f B! P L
2回の表は浦辺からだった
浦辺が4番打者だった。

瀬戸「おい。4番。お前に
とっての4番の役割って
のはなんや?答えろや」

浦辺「お前2年やろう?
なんやその口の聞き方は」

瀬戸「バカか?お前は?
今戦ってるんやろうが。
戦ってるのに先輩も後輩も
あるかいや。そっちは年齢
で野球してるんかいな」

浦辺「ちっ・・・2年が。
4番の役割っていうのはな
長打を打ってチームに勢い
をつけることが役割や」

瀬戸「・・・マジか?
それが4番の役割なんか」

浦辺「そうや。それが俺達
の野球や。今までずっと
そうやってきたんや」

瀬戸「気づけよなぁ・・・
ダメってことぐらいにな」

瀬戸は振りかぶって投げる
浦辺にストレートを投げた

浦辺「こんな速いんか・・
ベース手前では低いのに
ベース通る頃は入ってるか
伸びがあってキレてるか」

浦辺は瀬戸を打てなかった
三球三振をしていた。

浦辺「おい。1年・・・」

浦辺は後輩に指示を出して
スピードガンを用意させた

2回は三者凡退していた。
瀬戸の球は計れなかった。

2回裏の攻撃だ。
瀬戸からの打順だった。

9番の役割は期待してない
3球投げさせればよかった

実はこれはもったいない。

瀬戸は2番目に打撃がある
強打者だったから・・・

バットを一度も振らずに
三振になって戻ってきた。

打順が一巡して上位に戻る
全員役割をこなしていた。

松田が塁に出て浅井と連携
で2塁にまで行き浅井は
打って塁に出る。俺が進塁
させて青田で点を取る。
やり残しをロバートが決め
走者を一掃していた。

6・7・8は粘って打つ。
失敗して三振になったり
ゴロでアウトになっていた

2回で5点が入っていた。
ここで大きく差がついた。

点差は9対0になった。

それに2回が終わる時点で
瀬戸は18球を投げていた
清水は60球を超えていた

そして3回からポジション
を変更することになった。

瀬戸と松田が入れ替わる。
2塁が瀬戸で松田が投手だ

浦辺「交代なんかいや?」

浦辺は球の速度を計れない
浦辺の行動は後手だった。

松田「打たせていきます。
なるべく助けて下さいね」

全員「期待はすんなよー。
なんとか頑張るけどなー」

ふざけた答えを言っていた

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